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2005.01.11

カンフーハッスル

見てきた。

驚くほどのバカ映画(褒め言葉)。
内容はかなりマンガチック。実写でやるマンガだ。

ストーリー性は薄く、アクションが主体。

見始めて最初に思うことは、「少林サッカー」に出ていた役者陣が、そのまんまと言っていいほど、みんな出てる。
冒頭から、少林サッカーで音楽家を志していたという、肩幅が狭くて頭がでっかい人(なんていう人?)が、出てきたのにはけっこう笑った。

全体を通して思うのは、主人公やヒロインの生い立ち、豚小屋砦の家主夫婦の過去などがしっかり語られてないのと、主人公とヒロインの絡みが少なすぎるように思うこと。

それらがもっと映像でしっかり語られていたならば、「食神」や「少林サッカー」程度には、ストーリーに深みが出たのではないか。

良い点は、妙なアクションが次々とテンポよく繰り出されるので、引きつけられ、見ていて全く飽きさせないところ。
え?もう終わり?と思わせるくらい、あっという間に時間が経ってしまう。

ところで、敵の「斧頭会」軍団。
ユエン・ウーピンがアクション指導のせいか、それとも全員同じ服装のせいか、マトリックスの「スミス軍団」を思わせる。
パクリなのかオマージュなのか。

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