戦国自衛隊1549
前売り券を買っていたので、公開初日に歌舞伎町へ。
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半村良原作の「戦国自衛隊」とは、全く別物のストーリー。
アイデアとして借りたのは、自衛隊が戦国時代の跳ばされるってところだけ。
予想以上にリアルで面白かったっすよ。
すごいのはやはり、陸上自衛隊の全面協力ってところだろう。
登場する約300両の戦車・ヘリ・装甲車など、全て本物。本物の迫力。
CGや模型では、この本物の迫力は出ない。
当然、映画のスタッフでは操縦できないだろうから、貸したのは車両・機材だけだはなくて自衛官もということになる。
次に「天母城」だ。半分がセット、半分がCGとのことだが、これが戦国時代の城と高度経済成長時代の工場のようなもの(石油の精製施設って設定だが)が合体した醜悪なデザイン。なんじゃこりゃー!ってくらい奇怪なのと同時に実にリアルなのだ。
もちろん俳優陣も緊張感バリバリで頑張っているぞ。
江口洋介が自衛官?って最初思っていたが、これがなかなか。できれば自衛隊に戻ると決めた時に散髪してほしかったが、諸般の事情もあろう。
それと、鈴木京香の制服姿もなかなかいいよ。ただ、「二尉」の発音が「兄ぃ」と同じになっちゃうんだよな。例えば「与田二尉」が「与田兄ぃ」と、やけに馴れ馴れしく聞こえてしまう(笑)。しょうがないのかな。
しかし、鹿賀丈史ってどうしてこういう「殿」とか「王様」的な格好が似合うんだろうね(料理の鉄人もそうだったけど)。
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