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2005.10.02

天保十二年のシェイクスピア

ナマステインディアの後は、その足でBunkamura シアターコクーンへ。
午後からこれ見て来たよ!

作:井上ひさし
演出:蜷川幸雄
音楽:宇崎竜童
出演:唐沢寿明 藤原竜也 篠原涼子 他、細かい情報は公式HPを見ておくれ。

唐沢扮する醜いセムシ男の「佐渡の三代治」が達者な口を使って成り上がっていくというのが主なストーリー。それにちょっとしたサイドストーリーが展開する。

そこに、シェイクスピア全37作品のエッセンスがこれでもかと練りこまれており、シェイクスピアがわかっている人なら、存分に楽しめる作品。私は、数作品しかわからなかったけど。

そういう意味では、演劇(ドラマ)というよりは、なんというかエンターテイメント的。
シモネタ(?)が多くて、ちょっと引く感じの部分もあるが、楽しませようという工夫が随所に見受けられる。

4時間(1幕120分、休憩20分、2幕100分)という長い芝居なのだが、全く飽きさせない。始まる前も休憩中も、舞台の上で何者か(大道具の人?)が意味なくセットを磨いたりしていたりして、舞台の上から人がいなくなるということがない。

見所はいろいろあるが、一番は篠原涼子さんの早代わりかな。2役こなすのだが、瞬時に着替えてあっちこっち駆け回り、上手下手から何度もほぼ交互に別の役で登場するのにはびっくり。

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客席・場内は撮影禁止なので、見た後に外のホールに展示されていた、パネルを撮影。
これで、公演の様子を想像してね。↓



いつぞや見た宝塚歌劇の時もそうだったが、客席は女性多かったなー。
そのうちのオバサマ方は、どうやらみなさん藤原くんのファンのようだ(笑)

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