学校祭と学食
書くかどうか迷って、途中まで書いて一度やめたんだけど、なんだか書くことが無いので結局書く。
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秋の週末はあちらこちらの大学で学校祭があって、暇つぶし半分で見に行くことが多い。
立ち並ぶ模擬店を眺めながら、どこの学校もどこの学生も似たり寄ったりだなぁと思う。どこも、要は露天商の真似事、もっと言えば高校の学校祭の延長に過ぎない感じなのだ。
客引きの学生の強烈なアピールで、仕方なくというか、付き合いでというか、とにかくそんな感じで焼そばなどを買うこともあるが、もちろん味は期待できない。
そういえば、5年以上も前になるが、一度世田谷の東京農大の学校祭に行ったことがある。
ありきたりの模擬店が並ぶ中で、ひとつだけ行列の出来ている模擬店があった。
聞くと、中国からの留学生がソーセージを焼いているのだという。
食べてみると、このソーセージが滅茶苦茶美味い。彼の手作りなのか個人輸入だったのかは詳しく聞いてこなかったのでわからないのだが、要はあっちの味なのだ。
同じ大学生でも、こうもレベルが違うものなのかと。
後にも先にも学校祭の模擬店で、この味に勝るもの(どころか迫るものすら)はいまだにめぐり合っていない。
おそらくこの先にも無いだろう。
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さて、これは某大学の学校祭の折、その大学の学食にて食べたもの。
ポーク味噌カツ(400円)+ライス(120円)。
見る人が見たら、どこの大学かバレバレなんだろうな。
安くないよね。みそ汁も付かずに500円越えちゃうんだもの。
学食というと、安くて不味いものと相場が決まっている。
不味いといっても、それは値段相応の味ということなので、単に不味いと言い切ってしまうのは語弊がある。値段の範囲内でどれだけ美味しくできるか調理師さんたちも苦労してるのだ。
それでもまぁ、基本的には味は期待できない。少なくとも私が通ってた大学はそうだった(だけど安いから毎日そこで食ってた)。
もはや、安い学食というのは幻想なのだろうか。
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