FLIGHTPLAN
フライトプラン
立川のシネマシティで見る。
シネマシティ(と、シネマ2)は音響が抜群にいいのだ。
公開初日だからなのか、やたら混んでいたよ。満席で入場できず一回見送って2時間待つはめに。
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まず一言。
ジョディ、ふけたなぁ。(笑)
でも、それにはそぐわない位機敏でアクティブな動き。スーパーヒーロー的。すごすぎる。
最後の方で娘を抱えているシーンでは、なんか腕が、すごい筋肉に見えたよ。
冒頭から薄暗い感じで、刺々しい地下鉄の音。不吉な予感を漂わせる音楽と効果音。サスペンスであることを暗示させるシーン。
それに続くのが、夫役の人が現れたり消えたりで、どこまでか現実で、どこまでが幻想で、どこまでが回想なのかわからない、ちょっとおかしな感じのするシーンなのだが、そのおかしな感じがカイル(ジョディ)の精神状態を説明しているという伏線になっている。
その伏線の効果で、実際に機内でジュリア(カイルの娘)が誘拐されたのか…そもそも最初からジュリアはいなかったのか…どっちなんだ?と観客に思わせる仕掛けなのだが、ここのところでこの映画は大失敗しているよ。
それは、予告編。
予告編で窓ガラスのハートを見つけるシーンを見てるから、誘拐されたんだって皆知ってるんだもの。だめだよ。あんな重要なシーンを予告編で流しちゃ。
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さて、気になったところ。
最新鋭旅客機という設定だが、いまいちそれっぽくない。この飛行機がどんなにすごいか、どこかでそれを説明するところがあっても良さそうなもんだが、全く無い。あれでは、ただでかくてバーとかラウンジがある豪華客船みたいな飛行機で終わってしまう。途中なんども出てきた4つの黒い物体が、スーパーコンピューターだとわかった人がどれだけいただろうか。
あと、あのアラブ人は疑われただけだったのか?ひどすぎるなぁ。
機長は最後、カイルに謝ったが、カイルはアラブ人に謝っていないぞ。何も言わずに許してくれたようだけどね。
そして最も気になったところ。
それは、ハートの形が違っていること。
ジュリアが書いたハートマークは、左側の膨らみが大きいような、ちょっとバランスが悪くて、でもそれがかわいい感じのするハートだったが、カイルが見つけたハートは、ほぼ左右が均等な完全に近い感じのハートマークだった。
形、変わってるやん!! 思わず心の中で突っ込んでしまったよ。
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この映画のテーマ。
もちろん「親子愛」もそうなのだが、一番のテーマは「無関心」だ。
犯人自ら「無関心だから誰も気がつかないのだ」ってしっかり言っている。
どういう意味なのかは、映画を見ればわかるよ。
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