21世紀の炊飯器事情
数年前から炊飯器が欲しかった。
実は、私は炊飯器を持っていない。これは、今まで米を炊いたことが無いということではなくて、米は炊飯器でなくても炊けるからだ。私はこれまで米を炊くときは、圧力鍋を使っていた。
賛否両論あるようだが、私は米を炊くのに「圧力鍋+ガス」の組み合わせは最強ではないか?と思っている。
米を水に浸けておく時間を除けば、炊飯時間+蒸らし時間で、20分もあれば炊けてしまうし、なんせ抜群に美味い。
ところが致命的な欠点がある。
炊飯にガス台を占有されてしまうことだ。
これまで何度も述べたが、ウチにはガス台が1台しかない。炊飯でガスを占有されてしまうと、その間は煮物や焼き物など、ガスを使ってオカズを作る作業が何もできないのである。
また、圧力鍋では保温ができない。先に米を炊くと、オカズを作っている間にご飯が冷めてしまう。
そんなわけで炊飯器買おうかな、どうしようかな、置き場所に困るし買わんでもいいかな、どうかな…とグズグズ思ったまま数年が過ぎてしまった。
ところが、コレを見ていただきたい。→あの「うまいトリ肉」は作れるらしい
これ、炊飯器無きゃ試せないじゃん。
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で、いよいよこれは買わねばならんと思って、一昨日電気屋さんに行ってきた。
行ってから正直、どうしようかと思ったよ。
炊飯器なんて昔からある枯れたテクノロジーなので、どれも大差ないだろうから、見た目で適当に選べばいいんじゃないかと思っていた。
ところが売り場に行ってみると、なんだかいろんなのがたくさんおいてあるよ…。一体どれがどんなんだかさっぱりわからん。
30分くらいアレコレ見て、なんだかお腹がいっぱいになってしまったので、買わずにそのまま帰ってきちゃいました。
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帰ってきて考えをまとめてみた。
<炊飯器に搭載される機能>
容量による分類
(1)一升炊き
(2)5合~5.5合炊き
(3)3合~3.5合炊き
これは、3合もあれば十分なので、一番小さいグレードにしよう。
加熱方法による分類
(1)マイコン制御(ヒーターによる加熱)
(2)IH(電磁誘導による加熱)
で、これでIHを選ぶと、さらに機能の選択肢がある。
(1)圧力釜機能(炊飯時に圧力をかけて美味しくなる)
(2)超音波機能(超音波でお米の吸水を促す)
(3)スチーム機能(米にツヤ、ふっくら感が出る)
(4)機能搭載なし
うげげ。超音波ってそんなのあるのかよって感じだ。
これらの機能の組み合わせは以下のとおり。
(1)超音波+圧力+IH
(2)圧力+IH
(3)超音波+IH
(4)スチーム+IH
(5)IH
(6)マイコン
マイコン刑事制御だって悪くは無いのだが、ここはひとつ火力が強いというIHにしよう。それ以上の機能が付くと高額になりそうなので、下から2番目のIHのみ搭載のグレードにすることにした。
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で、昨日また電気屋さんに行ってきた。一昨日とは違う電気屋さんだ。
たくさんの機種が並んでいるが、3合炊きでIHのみとなるとかなり絞られる。
ところが、その先にまだ釜の種類という選択肢があったのである。
で、酔っ払っていた勢いで(?)ちょっとグレードの高い感じがする銅釜をチョイス。
当初思っていたより高額な買い物になってしまったよ。まぁ、自分にお年玉だ。
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買ったのは、M社製の「強火の銅釜」ってやつ。SR-SG05C-R。
本体希望小売価格37,275円のところ、23,800円で購入。ってか本体希望小売価格って意味無いな。
最近の炊飯器って、しゃもじを立てるところが付いてるんだな。
炊きあがり。
味は、やはり圧力鍋+ガス炊きに比べて劣る感じがするが、まぁ、そこそこだろう。
今回は1合だけ炊いてみたが、2~3合だともっと美味しく炊き上がるかもしれない。
鶏肉はまた今度試します。
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