雪苺娘(@東京駅八重洲南口)
ねぇ、雪苺娘(ゆきいちご)ってお菓子知ってる?
山崎製パンで販売しているお菓子だ。
19日の話。
北海道フーディストへ行った帰り(こればっかり)、JR東京駅の八重洲南口の改札を入ったところで、若い女性の人だかりが出来ていた。歩きながらチラチラみてみると、どうもお菓子を売っているらしい。
なるほどねーと思いながら、通り過ぎようとすると、店の脇にいた女性が、こっちを見て手招きする。
何だろうなと思いつつ近付くと、ドウゾコチラへという感じで手を横に振るのだ。
何だよ客引きかよ(笑)
その客引きの仕方が面白かったのと、もちろんお菓子にも興味があったので、1個買うことにした。
看板を見ると「ラポート雪苺娘」とあって「雪苺娘」の専門店だった。
そしてそこには「耳の聞こえないスタッフが販売をしているお店です」との注意書きが。
なるほど、客引きの方法に納得である。
店の中には3人の女性店員がいた。注文はどのように伝えたらいいのだろうと思ったが、見るとタッチパネルの機械が店の左端に置いてある。
注文はこの機械で指定するのだ。商品の写真と数量をタッチして指定する。
お店に店員がいるのにそれを無視して横の自販機で物を買っているような不思議な感じがしないでもなかったが、まぁ、この注文方法は面白い。
このタッチパネルのシステムには、客と店員の仲立ちをする以外に大きな利点がある。
それは、レジ打ちの作業が一部省けるのだ。何を買うかはお客さんが入力してくれるので、店員はいくらお金を預かったかだけを入力すればいい。
(一言付け加えれば、このタッチパネルの操作だが、商品を選択した瞬間にその商品写真がちょっと点滅するだけなので、いまいち選択できたのかどうかがわかりにくい。写真を枠で囲うとか、その部分の背景色を変えるとかすればいいと思うのだがどうだろうか。)
買ったのは、雪苺娘プリン味を1個。200円。
プリンをそっくり求肥餅で包んであるお菓子だ。
買ったのはたった1個だが、店員さんはきちんと袋に入れ賞味期限シールまで貼ってくれるようだった。
「どうせすぐ食べるから、そのままくれればいいよ」と何とか身振り手振りで伝えようとしたら、それをわかってくれて袋に入れた状態で渡してくれた。
でも、その身振り手振りが…何かの手話になっていたらしく、どうも手話のわかる人だと思われてしまったらしい。
最後に笑顔で「ありがとうございました」と手話交じりで挨拶してくれた。返って恐縮してしまったよ。
周りで見てた人にすごいねーとか言われるし!?
でも、コミュニケーションって何か障壁があればあるほど、不思議と心が伝わる気がするね。
で、これが雪苺娘のプリン味。外側からは何が入ってるかわからないけど…食べてる途中の写真は撮るのを失念。
甘くて滑らかで美味い。また買いに行こう。
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