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2006.04.09

The Producers

C180408

プロデューサーズ

まず、一言…。

これ、面白いから、みんな劇場で見てきなさい。
つーか、劇場で見ないと、価値下がるよ。

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もうね、全然時間を感じさせない。約2時間15分ある長い映画だけど、あっという間だ。もっとみたい感じすらある。
見事なまでの、ミュージカル。とんでもなくタブーっぽいものまでが、歌と踊りで表現されている。
えー、いいのかコレーみたいな。しかも、タブーっぽいのが次々出てきて、なんじゃこりゃぁって感じだ。

見どころはたくさんある。っていうか見どころのオンパレードだ。冒頭の主題歌(?)から始まって、マックスがレオを説得するしシーン、レオが会計事務所で悩むシーンと続く。それが全部歌で綴られる。
どうやってオチを付けるのかなーと最後はドキドキして見ていたが、納得のエンディング。

どんな環境であっても、自分のやりたいことを信じてやりぬいていれば、誰かが必ず評価してくれて道は開ける、みたいなのが主題かな?

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見終わってから、知ったんだけど、これって、メル・ブルックス製作・脚本なんだね。
(正確には最初にメル・ブルックス製作・脚本の映画があって、それをブロードウェイ・ミュージカルでリメイク、さらにそれを映画でリメイク。)
それを知ったら、なるほどなーと思えるところがたくさん出てくる。

例えば、明らかにマックスは、メル・ブルックス自身の分身だし、レオは僕ら観客の分身になっている。
そして、その分身同士の2人が、見事な掛け合いでドラマを進めていく。この仕組みがあるから、僕らはどんどんこの映画にのめり込んでいける。

で、この2人の俳優、すごくいいよね。特に、レオ役のマシューがいいなぁ。
あと、ウーラ。やってるのユマ・サーマンなんだね。キルビルと全然違うから、見てる間は全然気が付いていなかった。

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これから見る方に一言アドバイス。
この映画もエンドロールの後に、オマケがあるので、エンドロール途中で帰っちゃダメだよ。

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» プロデューサーズ  〜このユダヤねたは最高だ!! [シカゴ発 映画の精神医学]
/a  ブロードウェイ・ミュージカル「The Producers」の映画化ではない。  少しややこしいが、メル・ブルックスの初の監督作品が、「プロデューサー ズ」(1968年)。それが、2001年にブロードウェイ・ミュージカル化され、現在 も上演中。今回は、ブロードウェイ・ミ...... [続きを読む]

受信: 2006.04.14 04:45

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