The Producers
まず、一言…。
これ、面白いから、みんな劇場で見てきなさい。
つーか、劇場で見ないと、価値下がるよ。
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もうね、全然時間を感じさせない。約2時間15分ある長い映画だけど、あっという間だ。もっとみたい感じすらある。
見事なまでの、ミュージカル。とんでもなくタブーっぽいものまでが、歌と踊りで表現されている。
えー、いいのかコレーみたいな。しかも、タブーっぽいのが次々出てきて、なんじゃこりゃぁって感じだ。
見どころはたくさんある。っていうか見どころのオンパレードだ。冒頭の主題歌(?)から始まって、マックスがレオを説得するしシーン、レオが会計事務所で悩むシーンと続く。それが全部歌で綴られる。
どうやってオチを付けるのかなーと最後はドキドキして見ていたが、納得のエンディング。
どんな環境であっても、自分のやりたいことを信じてやりぬいていれば、誰かが必ず評価してくれて道は開ける、みたいなのが主題かな?
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見終わってから、知ったんだけど、これって、メル・ブルックス製作・脚本なんだね。
(正確には最初にメル・ブルックス製作・脚本の映画があって、それをブロードウェイ・ミュージカルでリメイク、さらにそれを映画でリメイク。)
それを知ったら、なるほどなーと思えるところがたくさん出てくる。
例えば、明らかにマックスは、メル・ブルックス自身の分身だし、レオは僕ら観客の分身になっている。
そして、その分身同士の2人が、見事な掛け合いでドラマを進めていく。この仕組みがあるから、僕らはどんどんこの映画にのめり込んでいける。
で、この2人の俳優、すごくいいよね。特に、レオ役のマシューがいいなぁ。
あと、ウーラ。やってるのユマ・サーマンなんだね。キルビルと全然違うから、見てる間は全然気が付いていなかった。
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これから見る方に一言アドバイス。
この映画もエンドロールの後に、オマケがあるので、エンドロール途中で帰っちゃダメだよ。
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