21世紀の扇風機事情
扇風機が壊れていた。
もう10年以上も前の話になるが、捨てるって言ってた扇風機をもらってきて使っていた。
もらう前に何年使っていたのかはわからないけれど、さすがにもう寿命だったんだと思う。
2年くらい前から、スイッチを押してもプロペラが回らなくなっていた。扇風機としては致命的である。それでも、網の間から指を突っ込んで、プロペラを突付いて勢いをつけてやると、なんとか回ってくれていたので、それで使っていた。
でもよくよく考えたら、電圧をモーターにかけて回らないままうっかり放っておいて、下手に火事とかになっても困るので、やはり使うのをやめて捨て、新しい扇風機を買うことにした。
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扇風機と言うのは、皆さんご存知の通り、基本的にプロペラとモーターとスイッチでできた単純な機械である。技術的には非常に枯れている。
どれも大差ないだろうから、見た目で適当に選べばいいんじゃないか。一瞬そう思ったが、1月に買った炊飯器のことを思い出し、ひょっとしたら超音波で涼しくなるとか、未来的な機能が搭載されているのがあるかもしれない。
果たして、電気屋に行ってみたら……
さすがに超音波はなかったが、未来的なのがありましたよ。マイナスイオンが出るとかいうやつ(笑)
あと、プロペラにホコリが付きにくいとか。
なるほど。そういうふうに進化してるのだね、扇風機は。
でも、見た感じ今ひとつピンとこなかったので、数店電気屋を周って、結局買ったのはこんなやつ。

逆ですな。全然未来的じゃない。
プロペラなんか鉄板だし。スイッチはボタンじゃなくてレバーだし。
当然、マイナスイオンもホコリ防止も付いていない。
でもいいんです。気に入って買ったんだから。
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