日本沈没
草彅くん頑張ってる。
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引越しの合間というか、時間調整と言うかなんというか、これからそうそう映画を見られなくなってしまうし、とにかく見たい映画を見ておこうと思い、新宿にて鑑賞。
(2006.6.17)
8番組共通前売券を使って見たのは、「日本沈没」である。
1973年公開された映画のリメイク。但し、舞台は2006年の日本になってる。
日本映画も遂にここまで来たかと思える超大作だったよ。
まず最初に言わなければならないのは、特撮がすごくリアルってこと。その迫力が怖くて泣きそうになった。本当に日本は終わりなんだと。
宇宙から日本列島を鳥瞰する部分はやっぱりそこのところはCG臭いが、それ以外はリアルさに隙が無い。どこまでがCGでどこまでが実写なのか、サッパリわからない。
で、特撮だけじゃなくて、災害の様子とかそれ以外の実写の部分もすごい。とにかく、陸・海・航空自衛隊、消防庁の全面協力を得ているので、機材もスタッフも本物の自衛隊だったりレスキュー隊の本物なのだ(とはいえ、公務員に対しギャラ払ってるとも思えないので、返って制作費は安上がり?)。
ドラマ部分もいいよね。
冒頭の、小野寺(草彅)と玲子(柴咲)が出会うシーン。いきなりの大災害では説明不足だと思うし、ちょっと間を空けすぎな感じがした部分もあったが、とにかくあの出会い方は衝撃的。またそれがいちばん最後のシーンへの伏線にもなってる。
あんまり言うとネタバレになってしまうのでアレだが、小野寺の心境の変化がドラマの主軸なんだけど、観客にわざと先を読ませて期待させて、ちょっとだけその期待を裏切るかのような話になって、やっぱりその期待通りになるというのがウマイ。
でも結末はちょっと不満だな。爆発シーンがあって、まぁそれで死んだってことなんだろうけど、明確に死んだシーンがないので、ひょっとして最後に助かるんじゃないかと期待をしてしまう。で、それは結局そのままだ。
ところで、丹波哲郎氏が一瞬だけだけど出てる。見た人わかった?
画像は半券とパンフ表紙。
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