« おやすみ | トップページ | 日本沈没 »

2006.07.08

ほたる狩り

C180708

うかい鳥山

かいしゃの同僚たちと「うかい鳥山」に行った。
「うかい鳥山」は高尾山麓にある料亭。

C180708b

広い庭園内に合掌造りや数奇屋造りの“離れ”が30軒以上建っていて、その山里の集落を模した景色や自然を楽しみながら、季節の料理を楽しめる。

で、今回の目的は、これ。

C180708c

ほたる狩り。
庭園内に数千匹の蛍が放してあって、部屋の窓からほたる狩りが楽しめる。
そのあまりの素晴らしさから、行ったその日に来年の予約をしていく人も多いらしい。

C180708d

まず、コース料理前半戦。
まぁ、料理についてはもはや良く覚えていないので細かくは説明できないけれど、
左上は丸茄子の味噌焼きだったかな。右上はゴマ豆腐で山葵が良く合う。
左下は桜鱒。

C180708e

左上は「付け合せ」。
何の付け合わせかと言うと、和牛のステーキのだ。
お願いしたコースは「牛炭火焼コース」で、このコースは料理人が来て、目の前で肉を焼いてくれるのだ。

---

さて、お待ちかね、ほたる狩りタイムである。
園内に予告の音楽が流れ、その後全ての照明が消灯される。
真っ暗になり、即座に窓の近くに移動して窓を開ける。
明るく見えるのは、先程の牛肉を焼いた炭火だけ。

目が慣れてくると、庭を行き交う蛍が、徐々に見えてくる。
最初、数匹を見つけ、あまりいない感じがしても、さらに目が慣れてくると、周囲を数十匹の蛍が飛び交っていることに気付く。

…。

真っ暗な中で、飛び交う蛍をぼーっとしながらしばらく窓から見ていると、だんだん目頭が熱くなって来た。照明が点いてから涙を見せる訳にはいかないので、気を引き締めた。

さて、「暗いので撮影できませんよ」とは言われていたが、ためしにシャッターを切ってみた。

C180708f

ははははははは。
さっぱりだね。

ほたる狩りが終わって、その後にとろろご飯と甘味で終了。

C180708g

当時、私は目前に迫った転勤と転居の、その準備やストレスで、肉体的にも精神的にも不安定な状況だった。そのため、心の底からは楽しめなかったのだが、そのうち全てが晴れている時にまた行って見たいものだと思う。

|

« おやすみ | トップページ | 日本沈没 »

お食事」カテゴリの記事

イベント」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ほたる狩り:

« おやすみ | トップページ | 日本沈没 »