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2006.07.31

ヒゲタv.s.ヤマサ

銚子で飲食店に入ると、あることに気が付く。
必ずと言っていいほど、醤油が二種類用意されているのだ。

どっちかが刺身用であるとか、そういう区分ではない。
一方がヒゲタ醤油製、一方がヤマサ醤油製なのだ。

C180731

写真はそれぞれ違う飲食店で撮影したものだが、明るい黄土色のキャップの方がヒゲタ醤油、赤いキャップの方が、ヤマサ醤油。

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銚子の特産物のひとつが醤油だ。
銚子には大きな工場が2つある。言うまでもなくヒゲタ醤油とヤマサ醤油であるが、これが銚子駅の南側の地域を挟んで向かい合うように建っている。

まるで東西を二分するかのようにだ。

C180731b

写真上:ヒゲタ醤油工場。写真下:ヤマサ醤油工場。

まだ私には、この2社の醤油の味の差はよくわからない。でも例えば、ドトール派とスターバックス派が分かれるように(?)、やはり銚子の醤油通は「俺はヒゲタ派だ」とか「ヤマサ派だ」とか、分かれるのだろうか。

とにかく常にライバル関係にあるということは、容易に想像できる。

例えば、駅や寺社仏閣などの公共的な施設に置かれているベンチは、これも必ずと言っていいほど、この2社の広告が付いた物が並んで置かれている。
こんな具合に。

C180731c

写真は、銚電・観音駅の待合室に置かれているベンチ。
2社で相談して、1台ずつ置いたとも思えないので、やはり「他社がやったからウチも」なんだろう。
どっちが先かわからんけど。

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ここで心配になるのは、やはり飲食店に用意されている2社の醤油だ。

いろいろ義理とかあるのだろうとは思うが、飲食店からしてみれば、どう考えても2つも醤油を用意するのは面倒な筈だ。
だから、中身が減った醤油瓶に醤油を足すときに、間違って逆に入れちゃったとか、面倒だから両方同じの入れちゃえとか、なると思うのだ。見た目は同じな訳だし。

でも、やはりここではそんなことはなく、きちんと厳格に管理されていると信じたいものだ。

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