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2006.09.20

Charlie AND THE CHOCOLATE FACTORY

C180920

チャーリーとチョコレート工場。

先日の、ウォンカチョコ。2枚買っていたので、1枚を兄夫婦にあげたらDVDを貸してくれた。早速見よう。

ウォンカチョコのパッケージ、映画のと買ったのでは、ちょっと違うなぁ。
本物は銀紙と紙のパッケージなんだろ?それに日本で売ってるのはカタカナで「ウオンカ」って書いてあるんじゃないか!

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主役は、チャーリーという貧しい家の少年。彼は少年だが、大人的な要素も併せ持つ。
そして、お菓子の天才ウォンカ。彼は大人だが、少年的な要素も併せ持つ。
最後の最後でこの2人が組んだとき、チャーリーは才能に目覚め、ウォンカは家族に目覚め、工場に未来が開ける。

独特な世界観だ。コメディのようでもあり、ミュージカル風でもあり、おとぎ話のようでもある。次々と(罠に嵌って)子どもが消えていくところなんかは、オカルトっぽくもある。
(青くなったり平べったくなったりした彼らはこの後一体どうしていくのだ?)

それでありながら、細かいところで妙にリアルだ。
例えば、お金を拾って、そのお金でチョコを買うのは、きっと何かの伏線だろうと思っていた。だが、結局最後まで、お金をネコババした件について、誰にも責められなかった。この映画では、お金を拾ったことについて、単なるラッキー(とんでもない大ラッキーだが)で終わるのだ。
実際、現実にチョコを一枚買えるだけの拾ったお金をネコババしても誰にも咎められないだろう。

でも、日本的な道徳観での話だが、拾ったお金をネコババしてしまうのはマズイだろ?
そして、清く正しいチャーリーがあっさりそれをやっちゃうのはどうなのか。
おまけに家計の苦しい家族がチョコを買ったお金がどこからやってきたのか誰も疑問に思わないのは、「おはなし」としてはなんだかおかしい。
現実だったらリアルすぎてちょっとひく。だって無関心すぎるだろ?

映画の見所は、ジョニーデップの屈折した天才ウオンカの演じ方だ。欠けていたものを取り戻していく姿は必見。
とか何とか言いつつも、それ以上の一番の見所は、ズバリ、歌って踊るウンパ・ルンパ隊だよな。一体何人いたんだろう?
ディープ・ロイはギャラをちゃんと人数分貰ったかな?(カカオ豆で)
それにリスの演技も見逃せないね。

C180920b

そうそう、ジョニー・デップ。
衣装とメイクのせいだと思うけど…なんか、某モ娘。のプロデューサーっぽい。

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