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2006.11.04

成田の命泉 大和の湯

C181103e

約一ヶ月ぶりの温泉である。

成田まで行くので、その界隈に日帰り温泉はないかと、ネット検索しておいた。

成田の命泉 大和の湯

あった。もっと成田駅の近くが良かったが、ここが一番よさそうだった。
で、地図を見て、下総松崎の駅から歩いて20分くらいと思っていたのだが…。

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下総松崎の駅に降り立ったのは、午後7時前頃。あたりはもう真っ暗。人も家に帰る高校生が歩いているくらいで、その高校生がいなくなったら、誰もいなくなってしまった。

その温泉がどのへんにあるのか、予め見ておいた地図で見当をつけて、そっちの方向へ歩いていったのだが、特にその温泉の看板とかも全く出ていない。
国道18号線の途中、踏切を渡る前に細い道に入るのだが、その細い道というのは民家と民家の間を入っていくような感じ。しかも、その道も進んでいくと山の中にどんどん踏み込んでいくみたいで、本当にこの道でいいのかと不安になる。街灯もあまりなく、月明かりだけが頼りの道。

そこを過ぎると、道がちょっと太くなり、駐車場なども見えてきた。大和の湯に到着だ。
素直に踏切を渡って、そのまま18号線を進むと看板があったようだ。

C181103f

大和の湯は比較的新しいお洒落目な建物。よくあるスーパー銭湯などと比べると、それほど広くはないものの、建物自体が「和のテイスト」というか「アジアンリゾート」というか、落ちついた雰囲気でまとまっている。

入館料は800円。シャンプー&ボディソープ有。タオルは別料金。ヒゲソリは100円。

浴室はA館とB館の2つあり、片方が男湯、片方が女湯。奇数日偶数日で男湯女湯が入れ替わるしくみ。
今回入浴したのはA館の方。B館の方が広くていいらしいのだが、仕方が無い。

温泉のお湯は、いわゆる黒湯。濃いコーヒー色の湯だ。
でも、ベタベタする感じはなく乾く前からサラサラ。湯上り後のサッパリ感は、上がって6時間以上経った今も続いている。

設備は、温泉のお湯が入った内湯にジェットバス、それにドライサウナと露天風呂がある。
サウナ室や露天風呂から富士山が見えるらしいのだが、夜なので真っ暗なだけで何も見えなかった。

気になったのは、洗い場の数が少ないこと。私が入ったときは人でいっぱいで、何人か洗い場待ちの人がいた(上の階のサウナ室の前にも洗い場があったが、全く気が付かなかった)。

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湯上り後の休憩スペースだが、普通はタタミの部屋が用意してあったりリクライニングシートが置いてあったりするものだが、それがなく、ゆっくり横になれるソファーがいくつか用意してある。そのうちのいくつかは、ちょっと独特なソファーで、二人で横になれる大きさで、木のテーブルが付いているという形状。ちょっと一口には説明できないが、あれはいいソファーだね。

ゆっくり静かに過ごすには最適な温泉だ。
宿泊施設が付いてるならば、そのまま泊まりたかった。

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