脳を鍛える大人の「スーパー」トレーニング(立体編)
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以前より、頻繁にスーパーに行くようになった。
最近行っているスーパーの、生鮮食料品に貼られるステッカーは「20%引」「30%引」というよな、値頃感を判断するのに暗算が必要なものではなく、そのものズバリの値段が書かれたものなので、便利は便利なのだが、あまり脳のトレーニングにならない。
ところが、別な意味で数学系の能力を必要とするものがあることが時々ある。
「空間把握」と言うべきだろうか。それは、つまり
「ある一定の空間に、ある特定の形状のものを隙間なく詰め込んだとき、その最大となる個数は何個か。」
もしくは、
「ある特定の形状のものを、ある特定の数量を隙間なく配置する時、表面積が最小になる配置はどのようなものか。」
という質問に対しての解を求めるため、頭の中で物の配置をシミュレーションする能力である。
<今回の条件>
売り場に、紙パックのコーヒーやジュースが大量に積み上げられ、その脇にビニールの小袋がぶら下がっていて、詰め放題で一袋398円である。
<今回の結果>
私がその売り場に気が付いた時、ちょうど2人の主婦がチャレンジしていた。結果、1人は11個、1人は12個。
紙パックを縦に並べて、まず詰め込み、その上にさらに縦に詰め込む2段構成が良いようだ。
下の段、5本目までは容易に入る。6本目がキツキツ。5本を外側に配置し、5本全体に力が分散しビニールが全体的に伸びるように突っ込む。
上の段も同様に突っ込んで、6本。上下で12本。無理をすると、ビニールが破けるか、紙パックが爆発するかもしれないので、やはりこれが限界か。
私が詰めていると、知らないおじさんが来て、立てるのではなく寝かせてはどうかとか、あれやこれやと色々アドバイスしてくれたが、正直迷惑だった。
さて、帰ってきて反省会だ。
ビニールはまだまだ伸びる感じだ。
6本配置した中央に、うまーく突っ込めば7本目いけたかも知れない。
今日の収穫。
6本×2の12本。この本数は店側の想定内かもな。
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