松浦漬
ずっとあややのCDを聞いてたとか、そういう意味じゃないぞ。
「松浦漬」。そういう食い物があるのだ。
具体的には、鯨の軟骨(カブラ骨)の酒粕漬のことである。
今回、M先輩からこの「松浦漬」を頂いた。
(以前ワインをくれた先輩だ。ちなみに、2004年のボージョレヌーボーだが、さすがにもう古くて飲めないと思ったので、もったいないと思いながらもワイン風呂にした。M先輩どうもすいません。)
さて、「松浦漬」。缶には「日本珍味五種ノ一」(日本五大珍味のひとつ)と書かれている(わかりづらくなってしまったが、画像では左上)。
でも、日本五大珍味と呼ぶのは一般的ではなく、「越前の雲丹」「長崎の唐墨」「三河の海鼠腸」で、日本三大珍味とするのが普通。
つまり、「日本五大珍味のひとつ」と言うのは、言った者勝ちって訳だ。
でも、珍味中の珍味であることには間違いない。御存知の通り、現代では鯨自体が入手しにくいものになってしまっている。そういった意味で、この「松浦漬」が生まれた当時より、現代の方が珍味度(?)がアップしていると言えよう。
缶に入っているのは長期保存のためではなく、遮光性と気密性を考慮したため。
早速開けてみた。
なんだか、ウニクラゲを彷彿とさせますな。
マーロウの容器に移し、なめながらビールを飲むよ。(本当なら日本酒が合いそう。酒粕だし。)
見た感じは酒粕のみのように見えるが、実際は細かく切った鯨の軟骨が入っており、酒粕のクリーミーな味と、コリコリとした軟骨の食感が同時に楽しめる。
ゴハンに乗せたり、パンに塗ったりしても良さそう。
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