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2007.05.25

THE有頂天げお

C190526

近所に唯一あった、本屋が潰れ閉店してしまい、文化の香りのするものが何一つなくなってしまった。
本屋が無くなったというのは、極めて痛い。近所で本が入手できる場所は、コンビニだけになってしまったよ。もう、アマゾン(仮面ライダーじゃない方)に頼るしかないのだろうか。

さて、その本屋の後だが、いわゆるレンタルビデオ屋になった。と言っても、貸し出してるのはビデオじゃなくてDVD。
開店記念で、7泊8日DVD1枚10円で貸し出していた。

10円って。消費税混みなので、まんじゅうより安いぞ。この国は一体どうなってしまうのか。大丈夫なのか。この先、世間のあらゆるものが10円になってはしまわないか。

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つーわけで、DVDを4枚程借りてきた。レジで請求された額は40円。40円ですと言われて、マジでちょっと驚く。わかっていたはずなのに。オマケに50円割引の券をたんまり渡される。(50円×10枚綴×8セット=4000円分!)

しばらく、通うことになるかも知れない。

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とりあえず、1枚見た。

THE有頂天ホテル

キャストが豪華だなー。唐沢寿明ってあんな役も出来るんだな。

これだけのキャストを揃えて誰が一体主役になるのかと思うのだが、これは全員ってことらしい。通常なら個性のぶつかり合いでひっちゃかめっちゃかになりそうだが、よく纏めたと思うよ。
各主役(アヒルも含めて)ごとに、複数のストーリーが、互いに影響を及ぼしながら同時に進行する。まるで、こよりがたくさん寄り集まって一本の強い紐になるように映画が出来上がっている。

しかし、主軸になるストーリーがないので、ちょっと寂しい気がするな。最終的に心の中に残るものがあんまりないかな・・・。

それと、ひとつ思ったのが・・・あんまり映画っぽくない。テレビドラマっぽくもない。
各俳優ともなんだか演技や喋り方が、舞台で演劇を見ているような感じだった。映画の冒頭や最後にプロセニアムアーチが出てくるので、ひょっとしたらそういう演出なのかも知れない。

(敬称略しました)

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» THE 有頂天ホテル [映画や本を淡々と語る]
登場人物が多く、それに伴って各登場人物のエピソードが複雑に絡み合ってやや難解。ストーリーについて行くのが精一杯だった感あり。 [続きを読む]

受信: 2007.05.29 11:56

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