ハリーポッターと不死鳥の騎士団
Harry Potter and the ORDER of the PHOENIX
先行上映で見てきた。この土曜を入れた3連休に先行上映ってとこが多いみたいだが、そんなにやってしまったのでは、22日が公開初日と言っても、なし崩し。
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みんな、更に育っちゃったよな。
それがよくわかるのが、ハリーの記憶というか思い出がフラッシュバックするシーン。その中で、1作目の頃のハリーが一瞬だけ出るのだが、それが今と比べて、メチャメチャかわいい(笑)
さて、5作目。シリーズとしてのテーマ「友情」が、ハリーが大人へと成長していく過程の中で明確に示される。
作品の冒頭、ハリーは疑念と孤独感に悩まされる。しかし「友情」に支えられて、自分は決して孤独ではないことを知り、さらにグループのリーダーへと成長していく。そして、終盤でハリーは自ら、自分を常に取巻いて支えてくれている「友情」の存在に気が付き、それがヴォルデモートに対する強力な武器になることを知る。そんなドラマがひとつの見どころ。
また、エンターテイメント的にも手抜かりなし。不死鳥の騎士団とヴォルデモート軍団(?)、そしてダンブルドア校長とヴォルデモートの壮絶なバトルも見どころだ。
その他、強力な新キャラクターも登場。アンブリッジとルーナ。役どころは全く違うが、2人とも強烈でほぼ出ずっぱりだ。
その代わり、前作まで活躍していたキャラクター(マグゴナガル先生やハグリッド)があまり出てこなくなるのが、ちょっと残念ではある。
最後にちょっとだけ気になった点。
魔法省の政治臭いドロドロとした感じはなかなかリアルだったと思うが、「現実を直視できない役人」を言葉だけじゃなくて、もうちょっときちんと描いてほしかったかなーとも思う。
それにしても、なぜハリーはダーズリー一家とずっと一緒に住んでいるのだろう・・・。(いい加減、もう一緒に住まなくたっていいじゃん)
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