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2007.08.17

DTR-80P to iPod

DATからMP3ファイルにコピーする作業をやっている。

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DATって知ってるだろうか。デジタル・オーディオ・テープ。
90年代初頭、バブル絶頂の頃(笑)発売された、録音・再生メディアのひとつ。
当時MDが普及したため、民生用にはほとんど普及せず、プロ用には普及したものの、今ではHDDレコーディングが主流になってしまったため、はっきり言って「終わった」メディアだ。

C190816

上写真は、DENON製DTR-80P。15年ほど前(1992年)に買って使っていたDATデッキ。
もともと、生録とかやろうと思って買ったものだが、結局、CDからダビングするのにしか使っていなかった。
そして、その後全く使わなくなり、このDTR-80Pは10年以上押入れで眠っていたのである。

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さて、昔から気に入っててくり返し聞いているCDがある。

KAO SOUND GALLERY 光と風のアンサンブル at 八ヶ岳高原音楽堂

なんと、花王でリリースしていたCDだ。こんなのAmazonでも手に入んないぞ。
内容は当時のポピュラーソングを弦楽四重奏で演奏しているというもの。

このCDは、非常に良い。高音質な録音もさることながら、何が一番いいかっていうと、それはCDだってところだ。(笑)
(なに言ってんだか)

C190816b

で、このDAT。
KAO SOUND GALLERY 光と風のアンサンブルII at 八ヶ岳高原音楽堂

曲目が、非常に懐かしい。

KAO SOUND GALLERYのシリーズはCDのほかDATでもリリースされていた。私はCDよりもDATの方が高音質だという理由から、パート2はDATを買ったのだ。

このDATは、今となっては悪い。非常に悪い。CDよりも高音質だってのに悪い。何が悪いかというと、CDじゃないってのが悪い。

つまり、CDは、そのまんまiTunesに吸い上げてiPodで聞けるが、DATはそんなこと出来ないのだ。

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で、最初の話に戻る。光と風のアンサンブルIIをiPodで聞きたい。
手はいろいろある。CD版の光と風のアンサンブルIIをなんとか入手するとか。

でも、やはり一番現実的なのは、DATとPCをつないでアナログでダビングするってことだろう。
PC側で用意したソフトは3つ。「SoundEngine Free」「午後のコーダ」「SuperTagEditor」

C190816c

Step 1 DATのLINE出力とPCのLINE入力をつなぐ。
Step 2 DATを再生して、SoundEngine FreeでWAVファイルに録音。
Step 3 SoundEngine FreeでWAVファイルを一曲ごとに切り分けて保存。
Step 4 午後のコーダで、WAVファイルをMP3にエンコード。
Step 5 SuperTagEditorで、MP3ファイルに曲名などを書き込み。
Step 6 iTunesにぶち込む。
Step 7 iPodと同期。

4時間くらいかけてこの作業を行った。

iPodで聞いてみたら・・・高音でひどいノイズが・・・
おかしいと思って、どこでノイズが入ったのか順にたどっていったら。

DATのLINE出力で既にノイズが乗ってた。
もうダメだ。

デジタルでそのままPCに渡せる方法があればいいんだが。

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