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2007.10.27

GK9

高校野球で「透明ランナー制」って・・・オイッ!

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C191026「逆境ナイン」

去年の夏のことだが、台湾の出版社から「地球村」という冊子が送られてきた。
言うまでもなく(?)私の台湾デビューの本だが、この冊子、日本語の学習教材なので、日本の映画をレビューするコーナーもあった。

送られてきた2006年9月号では「功夫棒球」が紹介されていた。
その記事は全て中国語なので、私にはサッパリわからなかったのだが、なんだか面白そうだったので、そのうち見たいものだなと思っていた。

3ヶ月くらい前、いつも行くレンタルDVD屋で、このDVDのケースを発見。
この時点で「逆境ナイン」という日本名(っていうか原題)を知らなかったのだが、「全力」って書いたユニフォーム写真ですぐにこの映画だとわかったよ。
しかしレンタル中で、その後行く度に戻ってないかチェックしていたのだが、これがなかなか戻って来ず、やっと先週戻ってきてるのを見つけて、借りてきた。

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予備知識なし・・・というか、その中国語記事の知識のみで見たのだが・・・

まさか、これほどのアホ映画だと思って無かったよ!(ホメ言葉)
くだらない・・・くだらなさ過ぎる・・・。
むやみにCG多いし。でも、アホリックスよりも中身はある感じはするな。

それはそれ
これはこれ。

出てる出演者は、微妙に豪華。見ていてオッ!と思うのは、内海桂子師匠と小倉久寛氏。友情出演的なんだろうな。
主役の不屈闘志こと玉山鉄二氏は「ボールド」の人だな。あの人、こんな面白い役できるんだな。

映画は、一言で言えば、青春スポ根野球ギャグ漫画映画。

冒頭、なぜか宇宙のシーンから始まるのだが、全然意味ないじゃんと思っていたが、実はちゃんと伏線だったのだな。無茶な展開過ぎるけど・・・・モノリスって。

ていうか、全篇、無茶で予想外の展開が次々と巻き起こる。それが逆境。または自業自得。そしてまた逆境。主人公はその逆境に酔いしれる。

映画見て知ったのだが、これって島本和彦氏の漫画の映画化だったんだな。
今、「地球村」に掲載されていた「功夫棒球」のポスターの写真見たら、しっかり「熱血漫画之神島本和彦原著」って書いてあったよ。

それがわかってから思い返すと、無駄にダイナミックな構図とか、映画の絵作り、けっこう原作に忠実なのかも。

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