旧海軍司令部壕
金城町石畳道から自転車で旧海軍司令部壕に向かう。
移動のための道筋は、携帯のEzナビウォークに頼っているが、時々GPSがうまく受信できなくなるようで、ぜんぜん違う場所が表示されたり、地図の方向が進行方向にならなくなったりイライラさせられた。おまけにEzナビウォークは歩くことが前提なので自転車じゃ無理な、とんでもない急勾配の坂や階段がルートに出てきたりする。
そういうモードがあればいいと思うが、自転車で移動するナビなんてニッチ過ぎるだろうか。
とはいえ、それに頼らざるを得ないので、階段を避け再検索を繰り返し到着。
途中、急勾配のアップダウンが2回程あっただろうか。
到着して自転車から降りた後、海軍壕公園にある展望台の階段を降りるとき、膝から突然力が抜けて、慌てて手すりに掴まった。
さて、旧海軍司令部壕。
(写真は海軍戦没者慰霊の塔と旧海軍司令部壕の入り口。)
当時ここで何があったかは私が語ることではないので、興味ある方は公式サイトを参照してもらうか、Wikipediaを見てもらうか、実際に行ってもらうかして頂き、私の正直な見た感想だけども……。
……もうね、泣きそうになりましたよ。
戦傷兵や死体で埋まったという穴倉、しっくいの壁に墨で書かれたと思われる文字。大田司令官の通信電文、自決した時に残ったという手榴弾の跡。
そういうものを見ていると、戦争とか平和とか、そんな安易なキーワードでは語れない何かを肌で感じるのだ。
海軍壕公園の展望台から那覇を望む。
これは旧海軍指令部壕に移動する途中で見かけた看板店の看板。
最初見たとき、おぉ、かっこいい!と思って撮影したのだが、旧海軍指令部壕を見学したあと、改めてこの看板の画像を見てみたら、なんだかなーって気分になった。
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