対人地雷除去マシン

昨日は帆船のことを書いたが、今日は反戦の事を書く。

先週末に行ったアフリカンフェアだが、別に肉だけ食って帰ってきた訳ではない。アフリカ各国のブースもちゃんと見ている。でも、ここでは日本企業のブースの一角に、初めて見るものが展示されていたので、それのことを書いておきたい。

それは、対人地雷除去機だ。日立製とコマツ製の２機種が展示されていた。

日立製 BM307-FV30。
けっこうでかい。

この前の部分が高速に回転して、地面を綿密に叩き、地雷を爆破させる。

後部に、強力な磁石の板が付いていて、地雷の金属片などを回収できるようになっている。
写真だと分りづらいが、磁石の板に缶コーヒーがくっついていた。空き缶じゃなくて中身が入っている缶だ。ちょっと試したが、中身が入ってる缶コーヒーでも、10cmくらいの距離からでも十分吸い付く感じだ。

操縦席にも乗せてもらった。操作方法も教えてもらったが、けっこう簡単そう。地雷探知のセンサーなども付いている。

こちらは、コマツ製 D85MS－15。
地雷除去の方式は日立製とほぼ同じ。

横から。
普通のブルトーザーをベースに、装甲が強化されているようだ。

こちらも、操縦席に乗せてもらったが、運転はジョイスティックで、こちらも簡単そう。

コーヒーを置く台やシガレットライターも付いていた。ｗ
平和貢献の機械だもん。確かにそれは付けるべきだ。