しじみラーメン
先日、実家の近くに住んでいる兄夫妻から、エビとシジミが届いた。
あり難い事だ。
しじみは網走湖産のもの。えびは能取湖産の北海縞エビ。
エビは一度ゆでたものを冷凍してあるので、融かしながらそのまま食える。(ていうか、既に食った。)
問題は、しじみだ。しじみは生では食えない。どうやって食べようか。
しじみのこの粒の大きさを見よ。ひとつ、2cm~3cmくらいある。
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小さい頃、私はアサリとシジミをいまいち区別できていなかった。
白っぽいのがアサリで黒っぽいのがシジミ・・・。でも、黒っぽいアサリもあるし・・・???
中学か高校の頃になっても、その区別に明確な自信がなかった。
今から思えば、明らかに味が違うわけで、なんでその事に気が付かなかったのだろうと不思議に思う。
その後、実家を離れて東京に住むようになって、某天丼屋で飲んだシジミの味噌汁に入っていたシジミを見て、ちょっと驚いた。確かにお碗に入っているのはシジミだが、大きさが豆粒ほどだったからだ。
そして後々、元来シジミと言うものはその大きさが普通なのだ、実家の近くで採れるシジミが特にでかいのだ、と知って、アサリとシジミの区別について妙に納得したのだった。
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余談だった。シジミを食う話を続けよう。
シジミと言えば味噌汁だが、ここはひとつ「バター炒め」にしようと思い立った。
バター炒めと言えばアサリだが、アサリと同じくらいの大きさのシジミだもの、バター炒めでも食える筈だ。
そして、そこまで考えた時、以前食べたアサリが乗ったラーメンを思い出した。
で、塩ラーメンにシジミのバター炒めを乗せようと思いついた訳だ。
で、もろもろあって完成。
インスタントラーメンに野菜炒めとシジミのバター炒めを乗せた。
工夫したところは、インスタントラーメン付属の粉スープは全部は入れずに半分だけにして、シジミから出るスープを生かしたところ。
苦労したところは、バターがなかなか入手できなかったことだ。
話には聞いていたが、今バターって本当に売っていないんだね。スーパーなど、あっちこっち行ってバターが売ってないか探したのだがなかなか見つからない。バターもどきはたくさん売っているのだが、バターそのものの棚はどこへ行ってもガランと空いているのだ。小麦と原油の高騰はこんなところに響いているのだ。(バイオ燃料や小麦への転作で家畜用の飼料が不足)
虎を連れてきて、ヤシの木の周りをグルグル走らせるのが、バター入手の早道なんじゃないかと思い始めた頃、結局バターは、コンビニで見つかった。
つーか、大手スーパーに無くて、なんでコンビニで普通に売ってるんだ?
シジミのみ、おかわり自由で。
シジミを大量にラーメンに乗せてみて分ったことだが、シジミ貝があるとラーメンが食いにくい。シジミ貝にラーメンが絡まるのだ。麺が食いたいのに、麺に絡まった貝殻まで口に入って来ようとする。貝殻すごい邪魔。
ラーメンにシジミやアサリを入れるときは、程々にした方がいいよ。
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