SPEED RACER
実写版マッハGo!Go!Go!だ。
今回は成田のヒューマックスで鑑賞。
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時代はよくわからんが、おそらく近未来。
全篇通して、色使いがカラフルでポップ。
もともと当時の日本のアニメが(っていうかマッハGo!Go!Go!は特に)カラフルで原色っぽいのは、当時アメリカから輸入されたTVドラマなどが原色のキツい明るい色調だったことの影響だと思うのだ。
もちろんそれはカラーテレビの普及期のためにそういう色調が好まれたからだが、その色調がこの映画で見事に逆輸入された格好だ。
オマケにTVゲームっぽさ(具体的には「マリオカート」だ)がくっつき、さらに、透明感と絶妙なライティングによる明暗のある映像に仕上がった。コレは最近の日本のアニメの影響か。
決して嫌いじゃないよ、こういうの。
◎気になったところ
・映画の前半を、いろいろな説明に費やさなければならないのはわかるが、なんか詰め込みすぎ。
・説明が多かった割には、ローヤルトンとトゴカーンとニンジャと真田広之の関係が良くわからなかった。
・字幕版じゃないとわからないと思うけど、時々出てくる日本語にドキドキするね。
・途中で出てきたアニメは、「北斗の拳」がモチーフだろうか。日本語で喋ってたけど、スプライトル(クリ坊)は理解してたのか?
・で、岡本テレビって一体何だ。
・レースカーのゼッケンは勝手に決めていいのか?(これは原作に対するツッコミか)
◎気に入ったところ
・やはり、映像の美しさか。実写版と言っても・・・結局CGの塊なんだけどな。
・原作では平面のセル画をいかに立体的に見せるかに苦労しているが、それをまぁ、いとも簡単に実写やCGで迫力満点に魅せている。さすがハリウッド。
・人物の輪郭に沿って、左右にスライドする場面転換のやり方がカッコイイ(でもやりすぎて、ちょっとクドイ感じもあった。)。
・スプライトル(クリ坊)とチムチム(三平)。いや、これは理屈ぬきで。
◎気にくわなかったところ
・マッハGo!Go!Go!は唯一無二のマッハ号と三船剛が活躍するマンガなのだから、マッハ号モドキのフォーミュラカーを何台も出しちゃダメだよ・・・。
・しかも、なぜか全部オートジャッキのみ標準装備。マッハ号の他の特殊装備は、後から改造によって装備されたことになっている。なーんか、その設定が全く納得いかない感じ。
・しかも、マッハ号自体はけっこうかっこよくリメイクされているのに、なぜかヘルメットは当時のダサいデザインそのまんま。なんで?
・ゼッケンは「5」と決まっているのに、なぜ「6」なんかにするのだ!?(「5」が「Go!」と主人公の名前「剛」に掛かっているなんて言ってもアメリカ人にはわからないんだろうな。)
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マッハGo!Go!Go!を知らない人はいないと思うけど、ヤフーで無料公開してるので、万一知らなかったり、また復習(?)しておきたい人は見るといいよ。(7/17まで)
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今日の昼ごはん。成田の「川豊」にてひとあし早くうなぎを頂く。成田山のお祭りだったので、結構混んでた。
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