HANCOCK

本当は、ハムナプトラ３を見に行ったのだが、映画館に着いたら、ハンコックの先行上映をやってたので、そっちを見る。（ハムナプトラ３は･･･DVDでいいや。）

ハンコック

先週に引き続き見るスーパーヒーローもの････････････かな？
うん、そうだ、ジャンルとしてはスーパーヒーローコメディだ。

ストーリーは、全く複雑なことは無く、単純明快な娯楽作として楽しめる。

ウィルスミス扮する、落ちぶれて社会からつまはじき者の超人ハンコックが、更生して真のスーパーヒーローとして目覚めていくというのが筋なのだが、途中で意外な展開があるので、あまり前情報なしで見た方がいい。（ってココで書いちゃダメか）

ハンコックの存在について何の説明もなく始まるので、冒頭ちょっと戸惑うところがあるかもしれない。
ただ、その説明しないというのは、存在がなんだかわからないがロス市民が当然のこととしてそれ受け入れているという設定を逆に説明していることになっている。わかるかな。

そんな日常の中に非日常が日常として溶け込んでいるというのが、妙にオカシイ。そしてそれ以外の部分は、変にリアルでオカシイ。パソコンでYouTubeとか普通に見たりするし（あぁ、この世界にもYouTubeあるんだーって思ってしまう）。
浮浪者みたいな風体で酒瓶を持ってふらふらと活躍するハンコックもオカシイ。何もぴっちりした全身タイツでマントをひらめかせなくてもいいのだ。面白ければ。
ここまで書いてちょっと思ったが、こういう面白さ・可笑しさの質は「大日本人」と被ってるかもな。

問題は、意外な展開を見せる後半だ。

いやー、ストーリーに無理ありすぎ。部分的に辻褄合わないし。
激しい戦闘シーンで、「スーパーヒーローものなんだから、宿敵が必要だとは思っていたけど、えーっ、この人が宿敵なの！？」そう思ってビックリしたが、結局その人は宿敵じゃなかったし。（笑）
戦闘をやる意味が全然わからん。その戦闘シーンは面白かったけど。（きっと、やりたかっただけだ。）

もうちょっと後半を何とかしてもらいたかったもんだね。
本当の宿敵は、ハンコック２で出てくるのかな？