Twentieth Century Boys
「本格科学冒険映画 20世紀少年」の「第1章」を見てきた。
実は原作を1ページも読んだことない。
それでも、けっこう面白かったぞ。
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唐沢主演の映画だ。実は私は、唐沢寿明を見に行ったようなものなのだ。
振り返ってみると、脇役的にちょこちょこ出ていたのは覚えてる。最近ではマジックアワーがそうだったし、三谷映画ではその前の有頂天ホテルもそうだった。
もちろん、主演を張れる役者だとは知ってる。以前天保十二年のシェイクスピアを見に行ったんだし。
なかなか唐沢寿明が主演の映画が見られないなと思っていた。
だから、私はこの映画を待っていた。
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けっこう淡々と進むストーリーだ。
導入部なんかではなかなか話が進まず、それに慣れてくるまでもどかしい感じすらした。
途中も、スピーディなシーンで盛り上げると見せかけて、わざと途中で場面をぶった切って、その続きが次のシーンの中の回想になっていたりしいて、その淡々としたペースは守られる。
霞が掛かったケンジの記憶が、徐々に思い出されていく・・・観客と一緒になって謎を明らかにしていく・・・。その過程を、大事にしたかったのかもしれない。
また、変にドタバタするのを嫌っただけなのかもしれない。
もうちょっと緩急あっても良いのではないか?というのが私の感想だ。ストーリー的には明確に盛り上がるポイントが示されるが、なぜか、ちょっともの足りなさが残る。
でも、ちゃんと大作感がある映画になっていたのは良かった。折角、映画館で見るものなのに、テレビでみるドラマと大差ない感じがする映画もあるからね。
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他に、思ったことは・・・
・いやー、あのキャストさぁ・・・豪華だよね。金かけてるわー。
・このメンツで全員が同級生っていうのは無理あるね。w
・けど、それを承知で、原作により忠実になるように揃えたんだろうね。大変だったろうね。顔だけが似ていれば良いというものでもないもの。
・そう、大人だけじゃなく、小学生時代の子役達も。そっくりじゃん。よく揃えたよねー。
・ていうか大人、顔や表情、作りすぎじゃないか?
・60年代~70年代の街並みが、すごいリアルな作りこみだ。とは言え、今でもあんな感じの「取り残された昭和」的な場所は方々にあるけどな)
・ケンジがマルオの家に行って、大音量でギターを掻き鳴らすシーン。あれ、必要だったか?
・豊川悦治もいいね。タイ(?)に話が飛んだとき、一体何事かと思った。
・で、あの終わり方がなァ・・・ケンジってあれで死んじゃったのかな?第2章以降では、豊川が主役で、唐沢は見られないのだろうか???
・漫画喫茶行って、原作読んで来よう。
・いや、第2章、第3章を見終えるまで、原作読まないほうがいいかな。
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ブログパーツがあるので、折角なので貼っておきます。
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昼ごはんは、ゲウチャイでタイ料理。
歯に挟まるような肉がすごかった。
そして、サラダが辛かった。
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