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2009.01.12

K-20

んー何て言っていいかわからないが、こう言っとく。
「犯人はヤス」w

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C210112

昨年の暮れまでには見ておきたいと思っていたのだが、上映の時間帯やら私のモチベーションやらが上手く噛み合わずに今頃になってしまったが、見てきた。

K-20〈Ki TWENTY〉怪人二十面相・伝

あけてビックリの、超娯楽アクション大作だ。☆☆☆☆☆
ちょっとだけ期待して見たのだが、期待通りだった。日本映画も、やっとココまで来たねー。
よくバットマンとかと比較されているようだが、個人的には去年見た「ダークナイト」よりも、こっちの方が面白かったと思えるんだけどね。

◎気に入ったとこ

・脚本が凄く良く出来てると思う。時にシリアス。時にコミカル。伏線も程々。ミステリー的な要素も適度に仕込んであって、解答を提示する前に、役者の演技をヒントに、先に観客に解いてもらおうというお楽しみまである。(どこまでが原作で、どこまでが今回の創作なのかな・・・)
・セットが綺麗っていうか、凄い手が込んでいてリアルだよね。帝都、長屋、のがみ、そして極めつけはテスラ装置。テスラ装置はもっと奇怪さがあっても良いんじゃないかと最初は思ったが、そういえば兵器じゃないんだよね。
・出てる俳優陣が豪華だよね。ベテランが脇を固めるってまさにこのことだよね。
・で、要潤って、あれだけ?あれだけなの?
・仲村トオルの演技がすごい。遠藤が明智に変装したシーンでの演技とかすごい面白い。あんな演技できちゃうんだね。
松たか子のはんてん姿がかわいい(笑)

◎気になったとこ

・明智と少年探偵団の関係について、この映画を見て初めて思ったけど、子どもを手先に使う大人って最悪だ。
・冒頭のアニメは要らなかったんじゃないか?
・金城の滑舌は相変わらず。もともと独特な話し方をする人とはいえ誰も指摘しないのかな、もっと一音一音大切にしゃべれって。そこだけなんだよね。そこだけであとは完璧なのに・・・。
・泥棒修行の書(虎の巻?)をやり遂げたということが、明確にわかるシーンが欲しい気が。変装を披露するシーンがそうだったのかな?
・タワーの屋上の格闘のシーンがちょっとCG臭かったかなー。明るさのせいだろうか。もっと暗くして、格闘中に所々ライトが当たるような感じにすれば良かったんじゃないかな?素人考えだけどね。
・仮想世界とは言え、1949年にレーザー光線はまだ早いような気が。

さぁこれで、パート2はやるんだろうか?やってほしいなぁ。
ところで、格差社会を明確に描く作品て、けっこう増えているように思うんだけど、気のせい?

(毎度のことだが、敬称略した)

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C210112b

帰りに、賛否両論ある例の映画のフライヤー貰って来た。

どうなんだろ・・・。
賛否両論あるって今書いたけど、賛の方はあまり聞かないんだよね・・・。

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