Chocolate Fighter
チョコレートファイター
ひっさしぶりのタイ映画。
実は前売を持っていたのだが、いかんせん上映館が少ない。どうしようかと思っているうちに上映期間終了間近になってしまうかも知れない。そこで慌てて、新宿ピカデリーへ。
金曜の晩に都内に出てくることなんてなかなかないぞ。
***
では感想に入る。
んー、すごかったね。
主人公「ゼン」が成長してゆく前半は、なかなかスタイリッシュな絵作りで、ちょっとだけ王家衛映画を思わせる。
そこが終わったら、もう次から格闘アクションの連続だ。
格闘アクションは、ムエタイ、カンフー、テコンドー・・・。格闘の舞台も、倉庫、製氷場、豚肉の解体場(?)など、他種多様。
キルビルを思わせるような、広い座敷と日本刀を使った立ち回りもあれば、壁から出たノキと看板を走ったり飛び回ったりするテレビゲームのようなアクションもある。
コレをやらせたくて、そうとう頭を捻ってこの映画の設定とストーリーをつくり上げたに違いない。
いつも階を登ると、次々と新たな格闘技の遣い手が現れて・・・っていうんじゃ、ワンパターン過ぎるもの。
いやー、やっぱ本当に迫力を感じるものって、爆薬を使ったような爆発とかじゃなくて、素の肉体から繰り出されるアクションだよね。
よく怪我しないなーと思っていたが、エンドロールでメイキングが少しだけ流れて、スタントマンが大怪我して入院してた。そうだよね。
<他、思ったこと>
・バブルへGO!!以来の相変わらず危険な阿部寛。
・キャラ説明がちょっと足りないんじゃないか???・・・特に敵のキ印系のアイツ。
・ゼンは、格闘の技を見ただけで、覚えてその技を繰り出せるようになるという特殊能力が備わっているという設定らしいが、いまひとつはっきりそれが示されないっていうか示し方が中途半端。
映画を見る → 次の貸金回収でその映画でやっていた技を繰り出す
TVゲームをやる → その次の貸金回収でTVゲームでやっていた技を繰り出す
・・・みたいなパターンが何度か繰り返えされて初めて、あぁ、あぁ、次で技が出るゾって僕らは期待できるのだかなぁ。
***
終了後食べた「こまつ丼」。
丼こまつという、めし屋にて。
ごはん、肉野菜炒め、サラダがワンプレートに盛られている。これにカップに入ったスープが付く。思った以上にボリュームあり。
場所が新宿の一等地って事を考えると、けっこう値頃感ある950円。
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