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帰省中であります。
選挙の日ってネットが重くなるものだと思っていたけど、今日は思ったほどでもないね。
インフラが向上してるんだなぁ。
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昨日の移動中、時間調整で映画を見た。
本当は20世紀少年が見たかったが、時間と場所が合わなかった。公開日の午前中に一般客が有楽町で見られないって、一体どういうつもりなんだろう。
HACHI 約束の犬
映画館でこの予告編を見た人なら経験済みだろう。
まず駅の前で犬が待っているって絵があって、えっと…これってハチ公物語のパクリじゃ………っていう疑惑が徐々に高まってきている時に、リチャード・ギアが出てきて、
「ハチ~~~~」
場内失笑の渦。みんな心の中でスクリーンに向かって突っ込んだに違いない。
とはいえ、変な固定観念を持つのは良くないし、犬と戯れるリチャード・ギアがなんかいい感じだったので、逆にちょっと見たいとも思っていた。
上映時間が飛行機の待ち時間にちょうどぴったりだったのでこれを機に見てきたよ。
92分というちょっと短めの映画だったが、物足りないことはなく、一方でぐっしょり疲れることもない、充分満足できる内容の映画だった。
ほぼ全編にわたり、一途なHACHIの姿が描かれる。きっとお涙頂戴的なんだろうと思ってはいたが、結局のところ涙を誘うのは結末のみ。
卑怯な映画と言われないギリギリのラインを狙っているのだろうか。
<気になったこと>
・フジテレビ50周年記念でハチって……狙いすぎだ。誰がハリウッドでリメイクしようって持ちかけたのだろう。
・冒頭、少年がおじいちゃんの犬として話をしていた。HACHIは10年間、駅で待っていたということだった。だからHACHIが日本から運ばれてきたのは少なくとも12~13年以上前ってことになる。でも、HACHIが運ばれるシーンにでてくる駅は自動改札になっていた。都区内のJRの駅が自動改札化したのって、いつごろだっけ???
・そして黒板に書かれた文字は「HACHIKO」。長大な回想シーンでは、誰も「ハチ公」とは呼んでなかったぞ。
・教授の葬儀にHACHIが参列できなかったのは何故なんだろう。あれほど愛し愛されていた犬なのに、その間納屋に閉じ込めていたのは不自然だ。葬儀に参列させなかったから、HACHIは主人の死を知らないっていうのは、ストーリーとしてはすっきりするが、やっぱり不自然だと思う。
・HACHIが一回もそそうをしないのは…それも不自然。そんなシーンがあった方が、見てる方にも情がこもると思うんだけど。
・駅やその周囲の人たちにHACHIが愛されているシーンがもうちょっと欲しい気がしたが、へんな付け足しがないほうがいいかも知れない。
・教授の友人のKENさん。一瞬、谷村新司が出てきたのかと思った
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空港で食べた、黒ゴマカレー。
ゴマの甘みがなかなかいい。
あぁ、やっぱり羽田空港に行くとカレーが食べたくなる。
エスカレーターを上る途中で漂ってくるカレーの匂い。あれは罠だ。
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