TurboSSD と FlashFire
SSD化したLOOX-T70Hの話の続きだ。
SSD化したら速くなるってことで、薔薇色の人生を思い浮かべていたが、そうは問屋が卸さず、なんだかギクシャクした動きをするようになった。
ええ。プチフリってやつ。導入直後はそれほどでもなかったが、2週間も経とうものなら、もう固まりぱなしだ。
こんなんだったらHDDの方が全然いいじゃんと思っていたら、バッファロー純正で「ターボSSD」というプチフリ解消ソフトがリリースされていた。
SSDのプチフリーズを解消する「ターボSSD」無償ダウンロード
メインメモリの一部を、メインメモリとSSDの間のキャッシュとして挟むことで、プチフリが解消するという理屈。
SSDへの書き込みの待ちがプチフリの原因だが、この書き込み待ちをキャッシュで体感上ごまかしちゃおうって訳だ。
で、インストールしてみたが・・・。
しばらくはいいのだ、しばらくは。しばらくは調子いい気がする。
だが、しばらくすると動きがギクシャクしてきて、明確にここがおかしいとは言えないのだが、なんだか調子が悪い感じがする。
いわゆる「おばあちゃんの神経痛」状態である。
完全にプチフリが解消する訳ではないことは分ってる。
でも、本当にターボSSDが効いているのかどうか、いまひとつその感触が感じられない。
他に似たようなソフトがフリーで(←ここ重要)ないか探してみた。
FlashFireってソフトがあった。ターボSSDとやっていることはほぼ同じようだが、レジストリをいじることによって、細かい設定ができる。
とりあえず入れて試してみた。入れてみたのは、正式版の0.99ではなく、開発者版である0.9d。
他のサイトを見ると、CrystalDiskMarkというHDD用のベンチマークソフトで測定するのが普通のようなので、それをインストールして検証してみた。
この表はその結果をまとめたもの。単位はMB/s(1秒間に何MB読み書きできたか。つまり数字が大きい方が性能がいいということ。)
今から思えば、もとのHDDでどのくらいの性能が出ていたか、調べておけばよかったよ。
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CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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()() (’x’) | キャッシュ なし | ターボSSD | Flashfire 0.9d でふぉ | Flashfire 0.9d clustersize =2048 |
Sequential Read | 31.390 | 31.376 | 30.597 | 31.069 |
Sequential Write | 30.015 | 29.537 | 30.737 | 32.111 |
Random Read 512KB | 31.115 | 31.275 | 30.433 | 30.775 |
Random Write 512KB | 24.124 | 25.243 | 30.715 | 31.330 |
Random Read 4KB | 10.356 | 7.669 | 10.066 | 10.176 |
Random Write 4KB | 2.011 | 2.235 | 5.456 | 6.587 |
Test Size : 100 MB |
ターボSSDはメーカー純正と言う安心感があるが、FlashFireの方がパフォーマンスがいいようだ。
一番右は、FlashFireの設定(レジストリ)のうち、clustersizeをデフォルトの半分である2048にしたもの。
clustersizeを2048にするというのは、ココに書いてあった情報を参考にしてやってみた。参考にしたっていうか、そのままだけどな。
なるほど、確かにいいね。
しばらくこれで使ってみることにしよう。
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