なくもんか
今回は、TOHOシネマズ 有楽座にて鑑賞。チケットは大黒屋にて。
宮藤×水田×阿部の組み合わせで思い出すのは、やっぱり「舞妓haaaan!!!」だ。同じレベルの面白さを期待して見た。
んーーー、「舞妓haaaan!!!」程は、はっちゃけてないけど面白かった。
ストーリーもさほど飛躍してない(こともないか?)ので、地に足が付いている感じ。
(以下、恒例の箇条書き)
・阿部サダヲの演技は演技じゃないと言うか、“地”そのものというか、相変わらずのサダヲワールド全開っていうか、一見そんな感じだが、実はそうではなくて、セリフの間の取り方とかすごいと思った。特に健太(下井草家の父)が帰ってきて食卓で「あんたも死ねよ」って言うシーン。この映画の中核だと思うが、すごい。
・徹子の作るあの事務的な書類は、結婚そのものが事務的であることを表す、ある種の冗談だと思っていたが、そうではなくてそれそのものが結末への伏線だったとはね。
・商店街のセットがすごい。本物の商店街でロケしたにしては、妙に小奇麗な感じがしたので、どっちなんだろって思っていたが、セットなんだねあれ。
・商店街を荒らしていた泥棒の犯人は誰だったんだろう。
・ソースのくだりは、みんなが支持するものって実はたいしたことはないってことを言いたかったのだろうか。つまり、実力の無いお笑いコンビに人気が出ることに掛けてるのかな。
・家族の描き方が、かなりドライ。本当の父であっても自分にとって何の役に立たないとわかるとさっさと見切りをつけて、新しい父に乗り換える子どもとか。血のつながりってそんな単純なものかな。
・最後のイベントのシーン。別に沖縄でなくてもいいような・・・。スタッフ全員で沖縄に行きたかったってだけデスカ?
・で、健太はなんであんなに若い女にモテるんだろう。
・結末、大団円後のみんながどのようになっていったか、もうちょっと見たかったな。
・他にいろいろ思ったことがあったけど、忘れちまったよ。
・あ、タモリ倶楽部見なきゃ。
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