ヤマト復活篇
(行くともらえる映画公開記念カレンダー)
「宇宙戦艦ヤマト復活篇」を見に行く。
結局僕らの世代ってさ、ガンダムじゃなくて、やっぱりヤマトなんだよね。
ガンダムみたいに実寸大とか作んないのかな(笑)
今日は14日なので、映画1000円の日。
夕方6時頃に映画館に行くと、なんかやたら混んでて、一体何なんだろうと思ってみてたら、みんな「ONE PIECE」のコミックス0巻をもらいに来てたんだを見に来てたんだね。
今日は遅くの回まで満員御礼だったみたい。100万部増刷したみたいだし、どうせまたしばらくしたら普通に売るのに。w
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で、ヤマト復活篇の方はガラガラ。(笑)
それで、感想なんだけどさ、なんかネタバレになっちゃうので、はっきり書けないんだけど、良くも悪くもアニメっていうかマンガだよな。
荒唐無稽ていうか傍若無人っていうか何でもありっていうか、何だよ異次元から来たとかいうアレは。あと、波動砲6連発とか。
敵も、強そうにみせかけて、弱すぎ。すぐやられちゃうし。しかも、すぐ寝返っちゃうし。敵のもつ背景とか文化とか特質とか考え方とか、きちんと描けていないんじゃないかと思う。少なくともスタートレックの「ズィンディ」程度には描いて欲しい。そうじゃないと訳わかんないもの。
それは敵キャラだけじゃない。搭乗員それぞれがちゃんと説明されていない。自己紹介だけじゃ不足だ。彼らがそれぞれどのような過去をもち、乗艦に至ったのか、そのへんまできちんと描いて、僕らは感情移入できるようになるんじゃないか。一人一人の扱いが、なんかその他大勢になっちゃってるよ。
それから、戦闘の表現も陳腐。あれだけの艦隊がいて、全然連携した作戦行動ができていない。
なんなんだよ「後はヤマトが全て引き受ける」とか言うの。もうちょっと考えようよ・・・。
それと、せっかく今になって作るんだったら、最新の宇宙の観測結果をうまく取り入れて、できる限り事実と即した形にして欲しかったな。
例えば、冥王星は二重天体なので、衛星カロンとセットで描いてみるとか。例えば、銀河系は長らくアンドロメダ銀河と似ているとか言われていたけど大嘘で、本当はアンドロメダとは似ても似つかない形の二本の腕をもつ棒状銀河であることがわかってるのでそれを描くとか。
良かったのはCG。波飛沫とか必要以上にリアル。ディスプレイに漢字がでるのとかもかっこいいな(笑)。
逆にCGがリアルすぎるせいで、ちょっと前時代的な人物アニメとの組み合わせが違和感バリバリ。しかもなんだか描き方が妙に硬い。逆に一作目のテレビシリーズとかの方が、人物がもっと生き生きと描かれていたように思うんだけど・・・。
やっぱり一作目のリメイクをやった方が良かったんじゃないか・・・?
おかしなところは多々あったけど、あれはあれで良くできていたと思うもの。
で、そうそう、スタッフロールが終わった一番最後に、衝撃の事実が明らかになる。
一番最後、でかでかと出た字幕に、「エーッ」って思ってしまったよ。そんなこと言ってたっけ!?とか。
その全てはこの映画がヒットするかどうかにかかってる。
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そういえば、訴訟ってどうなったんだろって思ってちょっと調べたら、公式ページにこんなのあった。ひえー。
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