医学と芸術展
思ってたほどグロくなかったなぁ。
医学と芸術展@森美術館
前からちょっと行きたいと思っていたのだが、やっと最終日に行ってきた。
マニアックな展示なので、それほど込んではいないだろうと高をくくっていたが、森タワーに上がってみるとけっこうな混雑。見たいものが人垣でなかなか見られない、前に出れない状況。
思い出すのは人体の不思議展だが、これとは展示の傾向が全く違う。
中世から近世にかけてどのように人体・生命というものが捉えられてきたか、医療器具がどのようなものであったか、そして中世から現代にかけて、生まれるということ、生きるということ、老いるということ、そして死ということが、どのように表現されてきたかというようなことを綴る内容。「医学と芸術」というよりは「医学史と生老死表現」。
芸術として展示されていたものの中には「こりゃただの悪ふざけだろ」と思わせるものもあったが、この展示を通して、生老死が人間にとって重大なテーマであり続ける限り、それが過去から未来永劫、医学でも語られ続け、芸術でも語られ続けるものなんだと意識できたのは収穫だった。
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おまけ。
森タワーから見る日没、と
東京タワーと月。ちょっとぶれた。
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