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2010.06.10

ゆず巻柿

C220610

ゆず巻柿。法隆寺近くのお店にて。
柿を巻いたお菓子なのだという。切ってそのまま食べてもいいし、天ぷらにしてもいいとのことだった。何の気なしに、一本購入し持って帰った。

で、賞味期間の2ヶ月くらいあるようだし、そのうち食べようと思って、帰宅後、部屋にそのまま置いてあったのだが……。

一週間経って、何とはなしにパッケージを眺めていたら…。

C220610b

よ、要冷蔵!?

しくった。しくったよ。常温で大丈夫みたいなことを店の人は言ってたように思ったが…。
大丈夫かなコレ。

C220610c

開けてみるとこんな。深い茶色の棒。
真空パックになっているみたいだ。

パッケージを読み直すと、「気温が高くなりますと溶けて黒くなりますから冷蔵庫に入れて保存してください」と、書いてあった。

干柿を巻いて作るので、ひょっとしたらもともとは白く粉を吹いたような色合いだったのかも知れん。それが溶けて黒っぽくなっていると。

色だけの問題なら、食べても大丈夫そうだ。

C220610d

包丁で何枚か切ってみた。見た目は完全に漬物。本当にこれ「お菓子」なのか。

まず気が付くのは、ふわりと柚子の香りがすること。
中心の色の薄いところがマーマレード状の柚子で、その周りに薄く延ばした干柿が巻いてある。
本来こういうものなのかはわからないが、触ってベタベタする。だいぶ溶けてしまっているのだろうか。

食べてみると、柿が舌の上で甘さとともにとろけていくような錯覚がある。もちろん柿は溶けるものではないが、それくらい口の中でしゅるるると無くなって行くのだ。
まるでチョコレートを思わせるくらいに甘く、そして溶けていく。

何本も買っておけば良かったかなぁ。

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