奈良国立博物館／大遣唐使展

(6月2日)

鹿せんべい売りと鹿の関係って、言っちゃ悪いがなんかマッチポンプっぽい気がする。
しかし鹿って、せんべいを買うと猛烈な勢いで寄ってくるのに、売ってる鹿せんべいには絶対に手を出さない。どうやって躾けてるんだろう。

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午後には帰らなければならないので、午前中で何とか見られるものと思い、大遣唐使展開催中の奈良国立博物館へ向かうことにした。飛鳥資料館のキトラ古墳壁画四神の特別公開も気になっていたが、これは時間的に無理なので諦めた。

結構見ごたえありましたよ。

一番の目玉は、ペンシルバニア大学博物館所蔵の｢観音菩薩像｣と奈良・薬師寺の国宝「聖観音菩薩立像」の展示。この２体が並べて展示されている。

それと、ボストン美術館所蔵の「吉備大臣入唐絵巻」。これが面白かった。囲碁の勝負で碁石を飲み込み、ウンコとして出さない件なんかすごい面白い。全巻読みたくなるが、後半部分が、もはや現存しないのでその望みは叶わない。

あと、大遣唐使展の音声ガイドは高橋克典。そう「大仏開眼」の藤原仲麻呂役。
熱いナレーションを期待したが、いたって冷静なナレーションだった。そりゃ当然か。

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帰り、京都からの「のぞみ」の指定席は16号車15番E席だった。つまり一番前の車両の一番前の席。

話には聞いていたのだが、端っこの席ってコンセントが付いてるんだな。折角なので、携帯を充電させていただいた。