桜田門外ノ変
「そして誰もいなくなった」っていうか、結局全員皆殺し。
これだもん、江戸時代がどんなに平和であっても人口増えないョ。
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5月に水戸に行って、この映画のオープンセットをたまたま見てきたので、映画も是非見ておきたいと思っていた。
それで見てきたのだ。普通だったら、いわゆる時代劇なんて見ないんだけど。
いやー、すごかった。重鎮クラスの俳優がそれぞれ、ここぞ勝負と言わんばかりの物凄い演技を見せる。心の中にある激情を押しこらえた上で冷静沈着に語るような演技。これがたまらない。
若手も頑張ってる。この手の日本映画だと、必ずと言っていいほど素人臭さ漂う部分があってその都度白けるものだが、そういう隙が一切なく見始めたらもう没入しっぱなし。
井伊直弼暗殺(ていうか桜田門外ノ変そのもの)のシーンもすごいが、その直前のシーンの、ドキドキというか、胃が痛くなりそうなくらいの緊張感がすごい。
後半部分がややだれるかなぁと思う部分があったが、桜田門外ノ変の計画から実施、後始末までの全てを描く都合上、しょうがないのかもしれない。それでも回想を多用して、苦労して構成している感じはあったな。
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映画を見た後、5月に撮った写真を見返してみた。
撮影時には、まぁなんか良く分からんが飾ってあるので一応撮ったみたいな感じだったのだが、今見返してみると、おぉこれあのシーンで出てきたじゃん、みたいな画像ばっかりだ。
オープンセットは、映画見てから見に行った方がいいね。そうじゃないとツボがわからないから。
桜田門を井伊直弼邸側から撮影。
井伊家の足軽(彦根藩士)が着ていた雨合羽。血糊だらけ。
井伊直弼邸の門。
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