TORTAS DE ACEITE DE INES ROSALES
イネス・ロサレス ローズマリー&タイム
トルタスというのは、スペインのクラッカー。
約100年前、スペインのセビリアでイネス・ロサレスという女性が自宅のキッチンで作っていたというお菓子だそうな。その女性の名前がそのまんま商品名になっている模様。
イネス・ロサレスには“プレーン”をはじめ、何種類かのバリエーションがあるようだが、私が買ってみたのは、“ローズマリー&タイム”。
ローズマリーとタイムの2種のハーブが練りこまれている。ハーブというと偉そうっていうか、高貴そう(?)だが、「ローズマリー」も「タイム」も、日本ではお馴染みの「紫蘇」と親戚。
そうだ、梅干と一緒に漬かってるやつだ。日本のちゃぶ台にだって、日頃からハーブは上がっているものなのだ。
そう思えば、これって単なる紫蘇入り煎餅。
日本では生地に錬りこんであるのはそうないが、紫蘇を表面に塗してあるようなオカキはけっこうある。さすが舶来と言って構えることはないのだ。
ではパッケージチェック。
“DELICIOUS SNACK”って自ら書いてしまうのはどうなのかとちょっと思うが、そんなことよりも、クラッカーのこの綺麗な包装の仕方に目が行く。
クラッカー自体も一枚一枚手焼きだというが、包装もきっとスペイン美人のおねーさんが手作業で一枚一枚丁寧に包んでくれているに違いない。
え?
おばちゃん?
妄想はこれくらいにして、早速食べてみよう。
香りは焼き菓子の香ばしい香りと、それに同調したけっこう強いハーブの香りがする。
それに、手焼きならではのザクザクした食感。
もともと何かをトッピングして食べることが前提のもののようなので、味自体は普通に塩分が少々効いたクラッカーなのだが、ところどころハーブのピリリとした風味があるね。
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