餃子[手焼]せんべい

先週、宇都宮の帰りに、急げばすぐ来る新幹線に間に合ったのだが、なんとなく名残惜しくて１本見送って、宇都宮駅内をうろうろしていた。

宇都宮駅の御土産店には、プール型とでも言えばよいだろうか、床に置いて上から覗くタイプの冷凍庫がいくつか置いてあった。
北海道の場合、大抵こういう冷凍庫にはカニが入っているものだが、宇都宮の場合は餃子。
専門店の箱詰めの餃子がドカスカ入っていて、しかもお店の人は餃子祭りの期間中は２割引きだからと私を誘うのだが、生憎家の冷凍庫はギッチリ詰まってしまっているために、泣く泣く購入を諦めた。

で、その代り（と言う訳でもないのだが）、餃子のせんべいを購入。しかも手焼き。
それを食べてみる。

「栃木県優良県産品推奨品」
宇都宮の餃子せんべい

製造者は大越米菓店という個人事業者。ということは、この顔はその大越さんの似顔絵だろうか。
がんばるべーか、のべーかは米菓と掛けてる訳だな。

せんべいの大きさは、ちょうど餃子の大きさ。普通のせんべいのような円形ではなく、半月型というか三日月形というか、まぁ早い話が餃子型なのであるが、この大きさがとても食べやすいサイズ。

味は、醤油の塩分とニンニクの辛みが効いてて美味い。力が付きそう。なるほどコレで餃子の味と言う訳だねと納得する。ビールとかより、濃いお茶の方が合うかな。

でもこの味、以前どこかで食べたような気がする……。

……と記憶をたどってみたら、思いだした。柳田のにんにく煎餅だ。引越してから、売ってるところが見つけられなくて、しばらく食べていないが、これの味に似ている気がする。

にんにく煎餅はにんにく煎餅で迫力あるニンニク醤油味なのだが、食べやすさから言えば、餃子せんべいの方に軍配が挙がるかなぁ。どっちも好きだけど。