iPodが自動同期終了後に勝手に接続が解除されてしまう(副題「愛・再び」)
もう、あまりにも早速過ぎてがっくり来てるのだが、さっき届いたiPod nano 第6世代の事だ。
iPod nanoをPCに繋ぐとiTunesが起動して、自動的に同期がとられて、iPod nanoの接続が解除される。
ここまではいい。
しかし、このままだとiTunesに入ってる音楽やポッドキャストのうち、聴くもの聴かないもの関係なく、iPod nanoに容量8GB分めいっぱい突っ込まれてしまう。
そこでプレイリストを作ってそれだけを同期したり、選択したポッドキャストだけを同期したりするよう設定して、再同期したい訳だ。(ジーニアスは使いたくないのよ)
ところが、最初に自動的に同期がとられたすぐ後に、iPod側の接続が解除されているので再同期できない。いろいろ設定して[適用]ボタンを押してみるのだが、iPod側の反応がない。(上画像)
つまりは、iTunesは接続されていると思っているようだが、iPodは接続解除されていると思っている状態。
相思相愛なのは、最初の数秒。あとはずっとiTunesの片想い。(涙)
iPodが自動同期に入るトリガーは、コネクタに刺すことのようなので、一瞬コネクタを抜いて差し直してみたら、それで確かにiPodは同期状態になるのだが、コネクタを抜いた時点でiTunesは接続を解除したと認識して、iPodのために設定した内容が全部飛んでいる。
つまり、振り返った時には、貴方はもういないのだ。(涙、ナミダ)
解決策をググってみたが、同じような症状で困っている人は沢山いるみたいだが、解決策でコレ!というのは無く、一応読んでみると…
iTunesのメニューバー、編集>設定>デバイスから、「iPodを自動的に同期しない」にチェックを入れろとか(※1)、iTunes画面、デバイス>xxxのiPod>概要>オプションで、「ディスクとして使用する」にチェックを入れれば自動的に接続解除にならないとか(※2)、そんなとぼけた回答に「ベストアンサー」表示がされている状態。
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※1 「iPodを自動的に同期しない」ことと「iPodを自動的に接続解除しない」ことは別物なのでこの回答は全くの見当違い。ためしにやってみたが、接続した後自動同期せずに接続解除されるだけ。
※2 iTunesからできるiPodの設定は、iPodに接続できて初めてiPodに反映できるのであって、そもそもiPodに接続できないのだからココをいくら設定しても意味なし。
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あとは…ipodサービスを再起動してみろ、っていうのがあって、(Windowsのコントロールパネル>管理ツール>サービス>iPodサービス、右クリックで「再起動」)試してみたが、効果なし。
他には、ぜーんぶ削除して、iTunesからQuickTimeからインストールやりなおせとか書いてあったが、それは最終手段としてはアリだと思うが、原因が解明できないうえに、ハードウエアが原因だったら解決にならんので、とりあえず後回し。
そもそも、初代iPod無印(Firewire)とか、iPod nano 第4世代とか普通に使えてるのに、それと一体何が違うんだろう???
iPodをコネクタから抜くとiTunes上からiPodが消えるので、iPodの状態はどうあれiTunesはiPodとの接続状態を管理できていると思われる。
また、iPodをつないで自動同期が行われ、接続を解除するところまでが正しいとすると、やっぱり再接続時、iTunesのラブコールにiPodが振り返ってくれないのが問題なのだろうと思う。
そこで、iPodを接続して同期がされ、接続が自動解除されて、Tunesの再接続時にタイムアウトしてエラーが出るまでの間、Windows上でiPodがどう管理されるのか、デバイスマネージャで見ることにした。
まず、Windowsのデバイスマネージャを開いた状態にする。
そしてiPodをコネクタに刺すと、デバイスマネージャ上に「Apple iPod USB Device」というのが出現した。Windowsから見たiPodがコレのようだ。
iPodはiTunesではなくて当然ながらWindowsの管理下にある。WindowsはiPodが接続されると「Apple iPod USB Device」を出現させる。そしてiTunesは、iPodが接続されているかどうかを、この「Apple iPod USB Device」があるかないかで判断しているようだ。
デバイスマネージャ上の「Apple iPod USB Device」が仲立人になっている訳だ。
そこで、Tunesが再接続しようとして待ちになっている間、ちょっと何気なしに、「Apple iPod USB Device」のプロパティを覗いてみた。
「このデバイス用にインストールされたドライバがありません」
この仲立人、ハリボテじゃん。(笑)
ちょっと、これでいいのかは良く分からないが、そこからハードウエアの更新ウィザードを起動し、「互換性のあるハードウエア」で表示された「ディスクドライブ」というドライバをインストールしてみた。「互換性のある」って言ってるんで大丈夫だろうとタカをくくってだけど。
結果、そのまんま再接続して同期出来ちゃった。(笑)
「ディスクとして使用する」にチェックを入れた状態でiPodに反映され上手く動くようになったので、これ以上ドライバのところは触らず、このまんま使うことにした。
どうも初めてこのiPod nanoをPCに繋いだ時に、Windowsがうまくディスクドライブと認識せずにドライバがインストールされなかったのが原因のようだ。
やはり、だれか仲立人がいないと、想いは伝わらないのかなー。なんてねー。
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ちなみに、
iPodをコネクタに刺す → 「Apple iPod USB Device」出現、ディスクドライブドライバをロード
iTunesの取り出しボタンを押す → ディスクドライブドライバをアンロード
iPodをコネクタから抜く → 「Apple iPod USB Device」が消える
という動きをするようだ。
この動きのどこかにipodサービスが絡んでいると思うのだが、全く分からん。
当初は、ディスクドライブドライバなしに自動更新できていたことになるので、そのへんがipodサービスの役割なのかも。
あくまでも推測だけど。
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(注) たまたま私は、このように解決できたということであって、同様のトラブルで、この記事を参考にした結果、WindowsやiPodなどが、いろいろおかしくなっても私は責任取れませんので、自己責任でお願いいたします。
あと、もう一つお断りしておきますが、私の使ってるWindowsはXPのSP3です。Vistaか7みたいなウインドウ枠ですが。
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