日清どん兵衛の食べ比べ
昨年、横浜のカップヌードルミュージアムに行ったときに、「どん兵衛東西味比べセット」というのを買った。
どん兵衛が関東と関西で味が違うというのは有名な話だが、それがこれで体験できるのだ。
箱の中に「東日本版どん兵衛」と「西日本版どん兵衛」が入っているだけというシンプルなセット。とはいえ、「西日本版どん兵衛」を関東で入手するのはそれなりに面倒くさいので、価値あるセットと言える。
さて、買った駅弁も食い尽くしたことだし(笑)、ここらでちょっとどん兵衛の食べ比べでも試してみようかと思う訳だ。
東日本版と西日本版で、パッケージのデザインは全く同じだが、見分ける方法は簡単だ。
これも有名な話だが、上蓋の下部、NISSINのマークのすぐ脇に小さく(E)とか(W)とか書いてある。言うまでもないが、もちろん(E)はEASTだし、(W)はWEST。
バーコードももちろん違う。
このバーコードの番号で見分けられたら、上級者なのかなー。(笑)
蓋を開けてみて気が付いたが、粉末スープの袋の色も違っていた。
なるほどなるほど。
乾燥油揚げも微妙に違っていた。東日本は触った感じがふかふかしているが、西日本はやや小さくカチカチでキメが細かい気がする。うーん、でもこれって東日本版と西日本版で違うっていうことなのか、単なる個体差なのか…良くわからんな。
東日本が鰹だしで、西日本が昆布だしだそうな。
西日本は穏やかでコクがあってまろやかな味。かといって、味が薄いとか、塩分が足りないって事はない。
東日本の方は、やや刺激的な醤油の香りと動物性のクサミがあるね。
ツユの色もコレだけ違う。
交互に飲んでみると、違いが良くわかる。
日清の言う両者の差はダシの違いというのが公式だが、もちろんダシも違うけれど、醤油の差も大きいんじゃないかな。
私は関西の方、つまりは西日本版の方が好きかも。
それで油揚げだが、お湯で戻れば全く同じになるのではないかと思っていたが、やっぱり違う印象。
西日本は程よいダシの吸い加減で、それなりに食感もあるが、東日本はジュージューにお湯を吸って、ぼたぼた垂れるくらいにジューシー。
これもどちらがいいかというと、西日本版の方がいいなぁ。
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