BTK & 大仏しのぎ
たけし師匠の日本凱旋展、「Gosse de peintre - 絵描き小僧」展の話である。
4月から始まって3ヶ月。そろそろ中だるみで空いてるかなと思いオペラシティまで行ってきた。
それにしても、初台行ったの久しぶり。初台の駅でうっかり西側の改札を出て方角が分からなくなり、辿り着くまでえらい迷った。
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会場はアートギャラリーの1フロアを使うだけなので、それほど広くはないのだが、会場に置いてあるテレビで流しているコントのビデオが長いので、全部見ようとするとけっこうかかる。
あのビデオ、かなり懐かしい感じだったけど「ひょうきん族」かな。ワイプで出ている人が(たぶん大人の事情で)ぼかされていたが、あきらかにさんま師匠だった。パーデンネンかなぁ。(笑)
(会場のアートギャラリー)
これまでにたくさん絵画を描いていることに驚かされた。例の事件のリハビリで描き始めたらしいが、なかなか立派なもの。絵画の目の表現はピカソの影響だろうか。鮮やかな色使いはジミーちゃんの影響かな。ところどころに出てくるキ○タマまるだしのネコは、師匠自身の分身だろうか。
置いてあるオブジェも面白かった。魚の形の寿司桶(?)なんか、あれは普通に「有り」なんじゃないかな。
個人的に一番面白かったのは「そよ風をあなたに」だ。ボタンを押した後の挙動を読もうとするのだが、なかなか読めない。ついつい「そこか!」と言ってしまう。
「足立区梅島塚古墳からの出土品」もそうだが、テレビで見せるコントでは視聴者は視聴者でしかないが、これらの作品ではそれを超え、来場者自身がナンセンスなコントの一部になって楽しめるようになってる。
・・・いや、一番楽しんでるのは師匠自身だろうけどね。
音を聞いてイメージを書かせて貼りだすコーナーは、来場者に感じたことを表現させる仕掛け、つまりは芸術創作の入り口に立たせる仕掛けなんだと思うが、あれって後で師匠が見て楽しむのかな。
面白さ、突飛さ、そのバラエティーさは、横浜トリエンナーレみたいだった。
残念だったところはただ一点。
この個展、足立区でやるべきだったんじゃない?(笑)
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オペラシティのサンクンガーデン(円形の広場)内で、お菓子売ってたので買ってみた。
「大仏(北)しのぎ」という人形焼っぽいお菓子。
たけし師匠デザインなのだという。
これもこうやってフランスの会場でも売ってたのだろうか!?
何かオリエンタルなモノを出して、フランス人を喜ばせようって事なのかな。
大仏っていうより、モアイっぽいが……。
左がアンコで右がクリーム入り。
お菓子自体に特にオチは無いようだ。
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