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2012.07.28

ひつま○○

C240727

27日は土用の丑の日。
とはいえ、実は10日程前に個人的に済ませてしまっていたのだが、いざその日になると、やっぱりちょっと鰻が食べたいと思う。

それで、うなぎ弁当を買って帰ろうと思って、帰宅時にうなととへ寄ってみたら、店の外に行列ができている様子もない。
あれれ?と思って店の外で注文を取っている店員さんに聞いてみたら、2時間待ち(!)だという…。
店の中を覗いてみたら………中に待ちのお客さんがぎっちり。(笑)
(笑)っていうか、笑うしかない。

うなととで買うのは早々に諦めて、他のお店に行ったら…

これがもうね、なんだか泣けてくる。
どこ行っても小さな蒲焼が1,800円とか2,500円とか。それでも頑張って値下げしてるんだろうけど…。

うなぎ弁当1000円の表示があったので見に行くと、大量のご飯の上に、鰻がちんまり。よくあるニュース番組の「日本の自給率に合わせて晩御飯作ってみました」とか「輸入がなく国産のもので晩御飯作るとこうなります」ていうような企画を地で行くような、胸に突き刺さる寂しさで、目頭が熱くなる。

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散々悩んだあげく、某魚屋さんで売ってた、ひつま寿司というのを買ってみた。

ひつまぶし……ではなくて、ひつま寿司。550円だった。

ご飯は酢飯になっていて、その上に鰻の蒲焼を刻んだもの……つまりはひつまぶしの上の部分が載っている。
これに、ワサビをつけていただく。

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うむ、これはこれで美味い。値頃感もあった。

鰻の量は、集めてみれば僅かなんだろうけど、食べごたえあって、なんかすごく豊かな気持ちになった。

もう寂しくなんかない。

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