トータル・リコール
(8/12)
今日は、右の方。
トータル・リコール。
1990年のA・シュワルツェネッガー主演映画のリメイク。
今回も、有楽町のピカデリーにて鑑賞。
話の筋としては、あんまり変わんないのかもしれないが、設定が大きく変わってた。
火星には行かない。コーヘイゲンv.s.ミュータントではない。宇宙人が作ったというでかい装置は出て来ない。
地球から外に出ない。富裕層v.s.貧困層。地球の中心を貫くでかいエレベーターが出て来る。
あんまり言っちゃうと、ネタバレになってしまうので難しいのだけれど、うーん、やっぱり旧作と比較しちゃうんだよね。
ちょっとゴチャゴチャしすぎて、説明不足と思われる点がいくつか。旧作見てない人が見たら、話が分かったろうか。あとシリアスばかりでコメディ的要素も不足。
そして、なんとなく大きくスケールダウンした感じ。CG技術とかそれにより作り上げられたブレードランナーみたいな街並みとか世界観とかものすごいんだけど、やっぱりそう感じてしまう。旧作はかなりシンボリックっていうか記念碑的な映画になった思うのだが、本作は現代においてはたくさんある映画のなかの一つに埋没してしまったって感じだ。
もちろん面白くなかった訳ではない。息をもつかせぬアクションの連続。貧民街を登ったり飛んだりしながら逃げるアクション。高速道路でのカーチェイス、複雑に行き交うエレベーターを飛び移るアクション。なかなかすごい。
旧作を見ていなければ、これはこれで、もっと「おおすげぇー」って思ったのだろうけど。
結末も………まさかの夢落ち!?とちょっとだけ思わせるところは、おっ!と思ったが、結局その後も凡庸に終わってしまった…。もうひと捻り欲しい。
あと、旧作を見ている人なら思わずニヤリとしてしまうところが2か所あった。
おっぱい3つの人が意味なく登場する(笑)。それと検問所ではどこかで見たことがある女性が2weeksと言ったりする。
(予告編で出てたので、これは書いていいよね)
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確かLD(!)持ってたはずと思って探してみたらあった。
もう既にLDプレーヤは捨ててしまって無いのだが…。どうしようか、これ。(笑)
LDプレーヤを新たに買うより、DVDを買い直した方がたぶん安い。
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