東京駅とあの人
6日の話の続き。
アキバを後にして、東京駅へ。復原工事が終了した、東京駅を見に行った。
上写真は、南側のドームの内側。
これは、たぶん先日のNHKの特番でやってた龍のレリーフだ。(方角によって、その干支を象ったレリーフが飾られている。)
ちなみに、床ではこの騒ぎ。みなカメラやら携帯やら出して撮ってますな。
駅から丸の内側に出て見ると、ちょっとした祭りでもあるかのような人の出だ。みな思い思いにカメラを出して、ライトアップされた駅舎を撮っている。
辰野金吾も天国で喜んでいるだろう。と言っても駅舎の復原は外側だけで、中がどんなことになっているかを知ったら腰抜かすかもしれんな。
貴賓口のあるあたりまで来たら、人が随分滞留していて、一体なにがどうしたのだと思わせる人の量になっていた。
ただ単に駅舎の見学にしては、人が多すぎる。
駅長室の前あたりに、白バイが何台も来た。そしてこの後しばらくしてから、黒塗りの車(クラウンかな?)が何台も来た。
周りに滞留している人たちは何も語らないので、何が起きるのか推測するしかなかったのではあるが、薄々そうなんじゃないかと思っていたことが確信に変わった。だって最後に来た車についてたナンバープレート円形やん。(円形のナンバープレート=皇室専用車両)
ちょうど私らの前の当たりを警備していた警察の人が気さくな人で、今新宿を出たとこですから、もうしばらくですからねーって情報をくれる。そんな情報もらしていいのかと逆に心配になる。
それから、ギャラリーが2000人だかに膨らんだので、予定を変更して警備を増員したとのこと。
なんだか警察官の配置の段取りが悪いなーと思って見ていたのだが……そうか、私らのせいだったのね(笑)。段取りが悪いんじゃなくて、柔軟な対応だった訳だ。
それにしても遠い。こんなところに遭遇するなんて、これっぽっちも思っていなかったので、PENTAX Qしか持ってきていなかった。暗い中のAFは迷いまくるし、露出はオートだと全く安定しない。明るくしようにもシャッタースピードはあまり遅くできない。
なかなか厳しい。せめてさっき見た、06 TELEPHOTO ZOOMがあったなら!。
ヘリコプターが中央線沿いに飛んできたので、あー本当にそろそろなんだなと思っていたら、駅長らがバタバタ出てきて、貴賓口の中へ。その後少しして、貴賓口の駅員が、突如直立不動になった。(以下、撮った画像の真ん中へんをトリミングしてます)
ぼんやりしすぎて、誰だかわからんやんけ!
慌てまくって、シャッター切りまくったが、全然だめだぁ…。
美智子様が手を振ってるのわかりますかね…?
撮影を諦めたその直後、車に乗った陛下が笑顔で手を振りながら、私の目の前の道路を通り過ぎて行った。距離にして3mくらい。
完全にシャッターチャンス逃した…。
はっと気が付くと、私も周りの人と一緒に手を振って、離れ行く車を見送っていた。
手を振っていたのは全くの無意識。少し涙も流していた。それに気がついて自分でもびっくりした。
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