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2012.12.29

さらば、私の愛した Suica

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Suicaが改札を通らなくなった。

今朝、出勤時には、普通に使えていた。
普通に改札に入り、電車で移動。乗換駅で自販機やNEWDAYSで買い物をして、改札を通り、乗り換えて電車移動、改札を出る。

全てSuica1枚で事足りる。買い物は決済が1秒以下で済む。小銭をじゃらじゃら出すこともない。だから毎朝の買い物を含め、駅やコンビニでの買い物はすべてSuica。

ところが帰宅時、改札にSuicaをタッチしても反応がない。そのまま進むと「乗車券なし」のエラーで改札が閉まる。隣の改札でも同じ。

端の改札へ行き、駅員に確認してもらったら「ICが壊れているので、JRの窓口で交換してもらってください」という(東武の改札だった)。

このSuicaは、Suicaで買い物ができるようになった2004年3月に入手したもの。かれこれ8年9か月。いい加減寿命だったのだろうか。

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交換で取られちゃってもいいように表・裏を記念撮影しておいた。(笑)

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さて、JRの駅に行き、聞いてみたら、やはり交換になるという。

で、Suicaがどうなったかと言うと…………コチラ↓

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レシートみたいなのが貼りついた。(笑)

スッと新しいSuicaと交換してくれるのかと思ったらそうではなく、再発行の申込みだけして、発行自体は明日以降になるという。
今日はこの伝票付けるから、これで有人改札を通ってくれと。

ぐぐぐ、帰りにSuicaで買い物ができないではないか。金曜はSuicaのポイント5倍なのに。

システム上、どうしても即日発行できないそうなので、諦めて帰宅。明日、どうせまた駅まで行くので、そこで交換することにした。

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なんで、Suica交換で一泊二日が必要になるのだろうか。ちょっと考察してみた。

一泊二日になるということは、本日の営業終了後から翌日営業開始の間の、夜間バッチ処理で再発行の準備をする………すなわち再発行するSuicaに書き込む情報を用意するということだ。

再発行するSuicaに書き込む情報とは何だろうか。
定期の区間とか有効期限もそうだが、それは変わらないものなので、わざわざ夜間バッチにする必要はなさそうだ。

ということは、チャージの残額そのものをJRのホストは保持していなく、夜間バッチでチャージの残額を計算して用意する必要があるのだということになる。

取引の都度、銀行口座のようにリアルタイムで更新かけてるとぼんやり思っていたのだが、そうではないのだ。そりゃそうだよね、そんなことしたらJRのホストがパンクしちゃう。そもそもSuica自体で残高を保持してるんだから、そんな必要はない。

ただ、入金情報(チャージ)や、取引情報(お買い物情報のことね)をジャーナルとして持っているので、最終チャージ後のチャージ残額と取引情報を、整理番号でズガガッと抽出して再発行時点でのチャージ残高を復元するのだ。けっこう抽出は処理が重そうだ。

でも、それだけだったら夜間バッチにする必要はない。オンライン稼働中であっても、要は取引情報を全部舐め回せばいいだけだ。

それができないということは、舐め回したくても、その時点で舐められない取引情報が存在するということになる。

そういえば、たとえば新幹線の中で弁当売ってる車内販売のお姉さんは、ハンディ型のSuicaの機械を持っている。無線でホストに繋がっているとは思えないので、後で全部の機械を集計して、まとめてホストに送るんだろう。

そう考えると、コンビニでのお買い物も同じだ。

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今日行った日高屋にもSuicaのリーダーが置いてあったが、これも同じだ。
(写真は「期間限定 チゲ味噌ラーメン」。辛かった。)

日に1回(もしくは数回)取引情報をまとめて、ドカンとJRのホストに送り付けているのだ。(それでSuica決済の代金の請求をしている)リアルタイムじゃなしに。

つまりは、再発行申込み時以前の取引情報が、全部揃わないと処理ができないので、それを待って処理をしている訳だ。

それだとやっぱ、一泊二日になるよね。納得した。もちろん、全部推測なので、全然違うのかもしれないけど。

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