手抜きパスタの煮詰め方
イタリア製のパスタミックス。全部鍋に入れて、煮詰めて出来上がりという便利パスタだが、探してみるとこれが日本でも結構入手できる。
・SOLLEONE ESPRESSO Pasta ソルレオーネ エッスプレッソパスタ
・Fanyasia in Tavola ファンタジアインタボーラ
・PASTAROTTI パスタロッティ
などなど。
んで、当初はこんな雑な調理法でもできてしまうので、何か特殊な加工がされているパスタだと思っていたのだが、何回か繰り返し食べているうちに、これってただ単に、パッケージに普通のパスタとパスタソースの素がぶち込まれてるだけなんじゃないか?と思い始めた。
そもそもパスタ自体、数分茹でるだけのインスタント食品みたいなもの。もちろん麺から打とうとしなければだが。
そこで、ちょっと試してみようと思う。
用意したのは、ポポロスパ7分とアメリケーヌソース仕立てのエビクリームソース。(上写真)
今回はこれで、ずぼらパスタを作ってみよう。
1)まず下準備…と言っても、パスタをバッキリ2つに折るだけ。はごろもフーズの方々には申し訳なく思うが、折らないと鍋に入らない。ちなみに折る感触はけっこう快感だ。
2)なるべく広くて薄いフライパンにお湯を沸かす。ポポロスパ7分はポポロスパ7分と言うだけあって茹で時間は7分なので、水の量は7分間で煮詰めて全部飛ばせる量を考える。なかなか難しい量だが、ここでは勘で480mlとしてみた。スタバで言うグランデ。
下味として塩を少々振る。煮詰めるのだから、塩は僅かでいい。
そしていよいよパスタ投入。
3)火加減をしながら、また、パスタがフライパンにくっつかないように混ぜながら6分間煮詰め、程よく水分が飛んできたところにパスタソース投入。
パスタソースを温める時間は、分量からしてそれほど必要ないだろうと思うので、投入のタイミングを茹であがりの1分前とした。
ちなみに投入時のパスタソースの“とろみ具合”をよく見ておこう。
4)ラストスパート1分。
火加減を強めにして、パスタソースを混ぜながら水分を飛ばす。パスタソースが投入時の“とろみ具合”と同じになったら火を止める。
皿に移して完成。
パセリとか散らすと良いかもしれないが、そんなものは無い。
パスタってお湯を切るときに若干冷めてしまうものだが、それが無いのがいい。
また鍋焼きうどんよろしくソースがパスタに良く馴染んでいるのもいい。炊込みご飯と同じ理由で、ソースはパスタと一緒に煮込んだ方が美味しいのではないだろうか?
ただ、もう少しラストで水分を飛ばすべきだった。ちょっと水っぽい。(笑)
あとはもうタイミングと技量の問題。
これではっきりした。パスタミックスに入ってるパスタって、やっぱり普通のパスタなんだ。
| 固定リンク
「パスタ」カテゴリの記事
- スパゲティナポリタンっぽい何か(2020.11.07)
- 絶望うどんと、鰯トマトソース煮(2019.06.16)
- 続・イタリアフェスの時の心残りが今頃になって(2015.10.25)
- イタリアフェスの時の心残りが今頃になって(2014.10.25)
- 手抜きパスタの煮詰め方(2013.06.02)