アラブの缶入りお菓子

昨日買ったお菓子をひとつ開けてみよう。
やっぱ一番気になったのは、この缶入りのお菓子だろう。

搬送中にかなり雑に扱われたらしく、割れて飛び散ってる感じはあるが、見た感じ普通のクッキーだなと思っていた。思っていたのだが…。

まずは外観。このボリューム。(笑)
缶と言うより鍋なんだよな。アルミ鍋。

蓋部分に、ステッカーが貼ってある。
おそらく商品名とかが書いてあるのだと思う。

名　称：読めません
製造国：読めません
原材料：読めません
内容量：読めません

アラビア語、私には読めません。（汗

私が読めるのは、24814058という番号のみ。電話番号か何かだろうか。
最近のお菓子はどこの国のもURLが書いてあって、そこからいろいろ調べられるものなんだけど、このパッケージに書かれている文字はこれのみ。

巻いてあったセロテープを剥がし、フタを開けると思いのほかアラビアンな香りが立ちのぼって、ちょっとオッ！と思った。
焼き菓子の香ばしい香りとスパイスの香りが入り混じる。普通のクッキーだと思い込んでいたので、ちょっと嬉しい誤算だ。

んで、食感は全くクッキーじゃなかった……。

日本のお菓子では「落雁」が一番近いだろうか。
きな粉を固めたような食感。口の中で唾液の水分を吸い、舌の上でボロッと崩れる。
そして、微妙なスパイスの香りと甘くべったりしたものが舌に纏わりつく感じなのだ。
見た目は違うがインドのソーン・パプディに似ている。

一度にたくさんは食べられない。２～３個食べて飽きた。(笑)
とにかくお茶が欲しい…。

やっぱ脆く崩れやすいお菓子なんだろうな。

それを防ぐためだろうか、一層ごとに紙を挟んで並べるように詰めてある。最上層が崩れてボロボロになるのは防げないがこれで２層目３層目以降はほぼ無傷。

っていうか、何層になっているんだコレ？
当分楽しめそう。