みんな大好き「鳥獣戯画」
特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」
上野の東京国立博物館平成館。修復を終えたばかりの鳥獣人物戯画の本物が見られるという特別展。
早速行って来た。
博物館には11時20分頃到着したんだけど、既にギガ並んでたよ。
入場待ち40分。(と、奇跡的な角度で撮れているスカイツリー。)
それで、実際に入場できるまで本当に40分待ちだったのだけれど、これは単なる序章に過ぎなかったよ。(後述)
待ち時間になんとパズルの配布が。(笑)
(ネタバレになるので、問題部分はモザイク掛けました。)
なかなか難しい骨のあるパズル。Q1を終えQ2の途中で40分経って時間切れ。
パズルのお蔭でそんなに待った感じはしなかった。
展示の内容は、第1章、第2章、第3章という構成に一応なっているのだけれど、実際は、
(1)第1章「高山寺至宝」+第2章「明恵上人」+第3章「鳥獣戯画」概要と断簡
(2)第3章「鳥獣戯画」丁巻と丙巻と乙巻
(3)第3章「鳥獣戯画」甲巻
の、3ブロックになってると考えた方が良い。
(2)は50分待ち。(3)は70分待ち。
お気づきですかね?
つまり中で2時間並ぶのじゃー!
パズルはQ3まで充分やり終える時間があったよ。
「鳥獣戯画」みんな大好きすぎる。
さらに言うと「鳥獣戯画」の各巻の展示はそれぞれ前半部分だけで、後半部分は5月19日以降の展示。つまり全部見たかったらもう一回来いと。悪徳!
行かないけどね。
「鳥獣戯画ジム」の一番の歌詞。
川下り 相撲取り
賭弓とウェイトトレーニング
夜はヨガ 瞑想 就寝
明け方ランニング
タッタッタッタ
これって見事に甲巻の内容を、順になぞってると気が付いた。
「ウェイトトレーニング」というのは賭弓の賞品を運んでいる様子から。
「ヨガ 瞑想 就寝」というのは法要の様子かららしい。
その後の「明け方ランニング」って何のことやらと思ったのだが、現存はしていないが、絵巻が製作された当時は法要の次に、蛇が出て来て蛙が走って逃げるといううシーンがあったらしいのだ。
そこまで知ってて作詞したのかな?なかなか面白い。
全部見終えて、お茶飲んで休憩、売店を巡って平成館を出たのはもう夕方5時近く。
ほぼ一日がかりだったよ。
売店でコレだけ買ってきた。
八ッ橋、ピンズ、絵ハガキ4枚。
八ッ橋はこんなんなってた。遺跡から発掘された瓦みたい。(笑)
ピンズは3個セット。左から兎、蛙、猿。高山寺で売ってるもののようだ。
売店で鳥獣戯画のアクセサリがいろいろ売られていたのだけれど、そういえば俺こんなの持ってるなーと思いだして、帰宅後探してみたら、ダンボールの奥から出てきた。
造形甘いな。もう10年前のことなのか。
そういや茶来なんてもうどこにも売ってない。
さくらーふぶーきのーサライーの空へぇー。
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