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2015.10.25

続・イタリアフェスの時の心残りが今頃になって

C271025

イタリアフェスの時の心残りが今頃になっての続き。

今年も銀座三越の「食のイタリアフェア」を覗いたら、今年もイートインでアロマフレスカが出店していた。ってか、毎年出店してるんだろうか…。

お値段お高いけど、ちょうどお昼時でもあったので、食べていくことにした。


C271025b

「紫うにと赤茄子の冷たいカッペリーニ」

「カッペリーニ」ではなくて「カペッリーニ」のような気がするが、上記メニュー写真のとおり「カッペ」の表記になっている。ただ、これは客を田舎者だと思って馬鹿にしている訳ではなかろう。w

さて、画像ではとてもわかりずらいんだけど、ウニの下というか右横に赤茄子が添えられている。ただ、形がないくらいにどろんどろん。
食べてみるとウニと赤茄子が、見た目は別物なんだけど、柔らかさがシームレスというか一体になっている。
カペッリーニはやや硬め。それにウニと赤茄子がよく馴染む。

冷製でもキンキンに冷やしてあるわけでもなく程よい冷たさ。味覚が損なわれる事はない。
薄味でもけっこう味が乗るなあと思っていたが、最後、やや味が濃かった。食べる前の私の混ぜ方が足りなかったっぽい。


では、デザートですね。

C271025c

「巨峰のジュレとソルベのコンビネーション」

よくわからないので、上に載ってるものを少しずらして再度撮影。

C271025d

ジュレ(ゼリー)とソルベ(シャーベット)だけが見えてるけど、実際は中に皮をむいた巨峰が2粒、底にはクリーム(生クリームだと思う)が敷いてある。

ソルベは程よく溶けており、冷たすぎない感じ。
で、これもやっぱり巨峰とジュレとソルベの柔らかさを揃えることを狙ってるっぽい。

ジュレとソルベの柔らかさは同じなんだけど、舌触りがそれぞれ違う。
それを味わっているうちに宝探しのように巨峰の実が現れて、本当の本来の味と触感を楽しませる。
ジュレとソルベだけの味に飽きて、皿の中でややごちゃ混ぜになってきた頃、底の方からクリーミーな白い色と甘さが現れて…。

こうやって後になって文章に起こしてみると、よく考えてあることがわかりますわ。


食べて美味しく、思い返してまた美味しい。
値段分、堪能しました。

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