「シン・ゴジラ」を見る
「シン・ゴジラ」
世の中お盆。
電車がすごく空いてて良いな。
さて、連休の狭間の1日だけ休暇をもらって今日は所用を済ませるため都心へ。
それは午前で済んだので、その後金券ショップに寄って、午後から映画を見る。
驚いたことに、映画、今年初めて見るぞ。
正直言って、ゴジラ映画って何作もある割には、私あまり見たことないんだけど、この映画を見た後に、何となく自分の脳内で比較しちゃってるのは、Cloverfield(クローバーフィールド/HAKAISHA)だったりする。見たのはだいぶ前だから、かなり忘れちゃってるけど、「シン・ゴジラ」の方が面白かったと思う。
現実に大怪獣が出現したら、政府はどういう対応するのだろうか、それをリアルに突き詰めていったら、結果こうなったって感じの映画。
政府ってあれほどまでに、動かない(動けない)ものなのだろうか。
何も決まらず進まない会議ばかりで、現場(現実)と官邸との認識のギャップが埋まらない。意外とそんなものなのかもしれん。
ただ、大体、多摩川沖から来たんだったら、羽田の管制塔から良く見えるはずで、それで状況わかるだろ!って思うのだが…。
ダブって見えるのは、東日本大震災と福島の原発。高所コンクリートポンプ車を何台も出すとか、意識してるのは明らかだ。
…なんて、この映画見た人の大体がそう思うだろうから、そのあたりは省略。
(面倒になったので、以下、箇条書き)
あまり激しいカメラワークはなく、淡々と進む印象。大災害なのにな。
CGもしっかりつくりこんでいて、最初はゴジラの目つきとかが人形くさかったけど(それが意外に嫌いじゃないのよ)、最終形態は誰もが納得いく感じになって良かった。(笑)
設定がものすごくしっかりしている割には、ストーリーは思いのほか凝っていない。
結末で意外な展開みたいなのが欲しかったかなぁ。ああ、どうせこれでうまくいくんだろって読めちゃうんだもの。
逆に先にアメリカに核爆弾落としてもらって、ゴジラに全部きれいに食べてもらうってのはどうだろう…。で、打つ手なしとなって、最後のプランが生きてくると。
もしくはこの際だから、日本が滅んで、アジアが滅んで、世界が滅んで終りとか。(笑)
電車を使った攻撃とか発想がすごく面白いと思ったんだけど、新幹線とか在来線とか、無人で運転できるのかな?
しかも、列車あれだけ使ってぶっ壊しておいて、スタッフロールの撮影協力に、JR東海もJR東日本もなかったな。(笑)
そういえば、東京駅周辺もさんざんぶっ壊しておいて、三菱地所もなかった。(爆)
「シン・ゴジラ」の「シン」って何だろう。
新作だから「新・ゴジラ」なのか? 真実の「真・ゴジラ」なのか? 「進化」するので「進・ゴジラ」なのか? もしかしたら震災の「震・ゴジラ」なのか?
何かいてるかだんだんわからなくなってきたので、終わり。
時間調整で、カレッタ汐留にしばらくいたが、ここってコラッタばっかり来る。(笑)
新橋駅付近でうろうろしていたら、久しぶりに号外ゲット。
号外もらったの、2004年のアテネ以来。
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